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JUGEMテーマ:鉄道
新年明けまして、おめでとうございます。
正月の休みも終盤に差し掛かり御屠蘇気分が今だに抜け切れていないので明日から憂鬱ですが、がんばってまいります。
年末年始は大概どこも込んでいて、掛けるお金の割にはサービスも余りよくないので、今年も特に何もせずゴロ寝と鉄道模型でもいじって過ごそうと思っていたのですが、さすがにどこにも出かけないと家族の不満が爆発しそうだったので、ガス抜きも兼ねて箱根の温泉に漬かりに行きました。温泉に入るのがメインだったので、鉄分関係のイベントは特に考えていなかったのですが、泊まった旅館の近くに「汽車のカフェがあるよ」と珍しく家族から誘いがあったので散策がてらに立ち寄ってみました。
行ったところは箱根ラリック美術館に併設されているLE TRAINです。行ってみて初めて知ったのですが、工芸家ルネラリックの展示作品として2001年まで使われていたオリエント急行の客車丸ごとをカフェスタイルで保存、公開している施設でした。よくある鉄道車両のカフェレストランとは趣が違っていて、1時間ごとに先着20名で45分の入れ替え制の利用ルールになっていました。オリエント急行の乗車体験の気分を演出するため、乗車券(結構値が張る一杯でした)を購入して乗り込む感じです。
◇乗車するための乗車券(コーヒー券)と記念のNゲージを買いました
◇ DsAir2のアナログモードでレールに給電すると テーブルライトが点きました
「オリエント急行 プルマン4158」はオリエントエキスプレス88で実際に日本を走っているそうなので、今では考えられないバブルなイベントだったんだろと思います。
乗車時間までに「オリエント急行 プルマン4158」の乗車口?に待機していると案内の係員に誘導されて、まずは「オリエント急行 プルマン4158」が箱根ラリック美術館にやってくるまでの来歴VTRを見ます。(ここで係員の誘導に従わないで写真と撮っていたりするとスケジュールを乱すので怒られます)10分程、VTRを観た後にようやく車内に案内されます。車内はオリジナルの状態をそのままに装飾品や家具など当時の物が使われていて、照明、テーブル、イスなどはアンテーク感満点でした。(思わず装飾品のガラス彫刻に触ったりするとここでも怒られたりします。)指定の席に着席すると超高価なティーセットが用意されていました。飲食は30分間の時間制限はありますが、ゴージャスなオリエント急行に乗った気分は十分に味わえます。
コーヒを飲み終わったあとは車両の隅々を見たり写真を撮ったりすることができました。帰り際に記念のお土産としてKATO製のNゲージが売っていたので思わず買ってしまいました。ディスプレー品として売っていましたが物はNゲージですので室内もテーブル灯が点灯するものでした。ティータイムにワイワイと騒がしかったおばちゃん達も買って行きました。思わず「おばちゃんNゲージの電源持ってるの?」と心の中で聞いてしまいました。
オリエント急行のカフェで少しリッチな気分を味わった後、まだ帰途まで時間があったのでさらに鉄分のある場所に行ってきました。行ったところはGゲージの庭園鉄道があるカフェでガーデンレイルウェイ・カフェさんです。別荘地の奥なので少し迷いました。お店は庭が広く大型Gゲージの鉄道模型をやる環境としては抜群そうでした。店内はGゲージからZゲージまでスケールが幅広く関連グッツも所せましと展示されていました。鉄道模型が好きな大人から子供まで魅了する夢の様な場所でした。庭園鉄道のGゲージは野外なので落ち葉の掃除とかメンテナンスが大変そうな感じでしたが、子供がリモコン?ラジコン?(DCCではなさそう)の様な操作機材で車両にくついて周りながら遊んでいました。しばらくGゲージの走行や庭園レイアウトを見学し、いつかはGゲージと心に決めながら(家族は白い目でしたが・・)家路につきました。
オリエント急行とGゲージカフェのダイジェストです
年始めなので箱根は静かでしたが1年の始まりに活力を得ることが出来た充実した1日でした。
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先の日曜日の話題になりますが、丸1日蒸気機関車漬けになった話題です。
事の始まりは旧友のヒデロンさんと久方ぶりに顔合わせをすることから始まります。
いつも事あるごとに「東京においで!」と誘ってはいるのですが、彼は関西から東に出張る気が全くないみたいで、つれない返事しか来ないので、いつもこちらから会いにいくのが常です。でも募る話もしたいですし、お子さんも鉄ちゃんへの鉄路をまっしぐらな様ですので、じゃあこの機会にみんなでSLに乗りましょう!ということになりました。丁度7/15日は連休にあたりますし、北びわこ号の牽引機関車がC56−160からD51-200に交代して、お披露目の日にもなるので、記念にもなるし良いのではないかと思いました。そこでヒデロンさんに無理を言って指定券発売日の1ケ月前の前日からみどりの窓口に並んでもらって(ウソです..たぶん窓口開店時からだと思います)、北びわご号の指定券を取ってもらいました。(実際はご家族が代理で取ってくださったみたいです。いつもお世話になります。ありがとうございます。)
激戦区の争奪戦を勝利してキップは確保されましたが、その後関西で強い地震があったり西日本豪雨などの災害が立て続けに起こってしまったので、北びわこ号が当日に走るのか心配していました。ただでさえ米原ー木之本の片道しか運転されないですし、夏季は休日だけの運転なので乗車できる機会が極端に少ない列車です。このチャンスを逃すと次回はまずなさそうです。そして懸念していたD51-200機関車は豪雨の影響で広島に取り残されたままとの情報をキャッチしました。またそれに代わる機関車をC57-1にして予定通り運転されることも乗車の1週間前にわかりました。期待していたD51-200の雄姿を目にする事はかないませんが、それでもC57-1で走ってくれるのは、この時期の状況を考えても、大変ありがたいことだと思いました。(水害の影響でSL山口号は運転取りやめになったそうです)
話は進んで、運転日当日です。前日に親類宅入りしていたMECYは京都駅から新快速で米原まで向かいます。ヒデロンさん家は大阪方面からやってくるのですが、MECYが乗る電車より相当早い時間帯の電車に乗っているみたいでした。どうやら北びわこ号が回送されて来るのを撮影する目的があるみたいです。将来の撮り鉄チャンとして気合十分で先々が頼もしいです。米原駅に到着する手前に側線がたくさんあるのですが、黒い煙が立ち込めているのが見えました。お目当てのC57-1と12系客車がそこに待機していました。
◇電車の車窓ごしですがC57-1をキャッチ(ガラス何かが映りこんでいますが心霊写真ではありません)
米原駅に降り立つとホームは大変な人込みです。みんなSL目当ての人達です。この人込みの中からヒデロンさんとそのご家族との久方ぶりの再会と!思いきや、オヤ?一人欠けてる。聞くとホームの端っこの一角に砂糖に群がるありん子の様な撮り鉄集団の中に、将来の鉄チャンいやもう立派な鉄チャンが張り込んでいるとのことで、一笑して再会を喜びあいました。
そして北びわこ号はホームに入線する前に一旦C57-1が単機で自身を見せつけるかのようにホーム横の側線にやってきます。当然みんな群がってきて駅員に怒られながらもかまわず写真や動画を撮りまくります。
◇もう駅員の制御が不能なホームの状況
◇これから客車と連結するのでしょうバックをしてゆきますが、テンダに女性の手旗誘導員が!時代がかわってきています
◇客車は昔懐かしの12系です。もうこれもSLとならんで貴重な車両
C57-1に引かれて12系客車も入線してきたので乗り込んで定刻発車です。車内は席が空いているところもありましたが、車内をウロウロしている人が結構いたので多分満員だったと思います。中には1号車の一番前の方に席を確保してTV局でも今時使わなそうな立派なマイクを窓から突き出して。SLの音撮りをしている兵もおりました。
各々が自分のスタイルでSL乗車を楽しんでいる40分間はあっという間に終わり、終点の木之本に着きました。駅に着けば当然ですが、みんなSLを取り囲んで記念撮影を始めます。その最中に整備係の方でしょうか?C57-1のコンデションを入念にチェックしていました。整備されているとはいえ80歳を超える老兵です。この先いつまで走り続けてゆけるのでしょうか…
◇C57-1は車軸に持病をもっていると聞きますので、異常な温度上昇がないかデータを測っている様でした。
近畿一円は梅雨明けし連日36度〜37度の酷暑になっていましたが、炎天下の下で日に焼かれながらみんなSLの写真を撮りまくっていました。C57は国産蒸気機関車の中でも貴婦人と呼ばれているパシフィック型のバランスのとれたスマートなスタイルです。まじかで見るとより迫力と流麗さを感じられます。
◇貴婦人と呼ばれるC57-1 大きな動輪がとても印象的でカッコイイです
◇テンダも新調されているので綺麗でした
◇炎天下の中、熱中症になりかけながらも粘って北びわこ号の回送まで見届けました。
北びわこ号を見送って本来ならSL三昧な1日を締め括るところですが、ここまではまだ前半戦で後半戦に続きます…
日本に初めて鉄道が敷かれたのは明治5年で、その区間は新橋ー横浜と歴史の教科書にものっている日本人なら誰でも知っている鉄道発祥の地が、今どうなっているのかみなさんご存知でしょうか?
東京の新橋側は再開発されて、遺構ポイものが綺麗に復元されており往時を偲ぶ事ができますが、横浜側はこれといったものは特に見当たらないなーと思っていましたが、実はありました。場所は桜木町駅の関内よりのガード下のはずれにそれはひっそりと佇んでいます。
桜木町(初代横浜駅とされています)の駅を見渡しても直接そこは見えません。道路を隔てた自転車置き場と地下鉄の入り口(ほぼ裏口扱いです)の奥に隠れているので通る人も殆どいないところです。
人通りもまばらなガード下の自転車置き場の奥というこれ以上ないなーと思える程、レア感満点な場所に隠れる様に鉄道発祥のモニュメントが立っています。
■日本の鉄道史の象徴だと思いますが、知らないとまったく気付けそうもないロケーションです。
■雰囲気はまるでミステリーゾーン的な佇まいですが、接近してみました
■確かにここから日本鉄道が始まったようです
■遠めから見ると映画で2001年宇宙の旅のモノリスみたいですが、キチンとした記念碑の記載がしてあります。
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■モニュメントの両サイドの手すりみたいな物は良く見ると当時使われていた双頭レール(本物?)みたいでした。
あまりにも目立たなく、そぐそばはハトの群れとホームレスのおっちゃんが横になってたりして桜木町駅の表側とはまったく別世界な場所に人知れず聳え立つモニュメント。一応横浜市の観光ガイドにものっています。
お近くにお寄りの際は是非訪問されればと思います。
間が開いてしまいましたが前回GWネタの続きです。前回は東武鉄道の話題で終わってましたが、温泉で日ごろの疲れを癒すのが本来の目的です。目的地は二股温泉とゆうところです。栃木県を抜けて福島県まで足を伸ばした所にあります。車でかなり走り2時間半かかりました。二股温泉は山道をかなり奥地まで登った静かな所で、数件の温泉宿がある以外は周りになにもありません。
■桂祇荘とゆう温泉宿に泊まりました
■手作り感のある露天風呂がイイ感じでした
山間の温泉地なので静かです。都会の喧騒から開放された気分で温泉に浸かりました。
この温泉宿の方は非常にフレンドリーな感じで接客してくれました。飼われている黒いニャンコもいまして、昼間は子供に追いかけ回されていましたが人なっこい性格なのか、夜落ち着いてからMECYの部屋まで訪問もしてくれました。
■闇夜にまぎれて黒い訪問者が・・・
温泉で身体を癒された翌日、ちょっと穴場的なスポットに立ち寄る事にしました。事前に調べておいたわけではないのですが、朝のコーヒー飲みたさに喫茶店がないか地元で手に入れた地図をみていましたら、温泉の近くに英国を模したテーマパークの印をみつけました。周りは山の中に囲まれて近くにはコンビニもなさそうなだったので、だめもとでそのテーマパークらしき所に行ってみることにしました。温泉郷から一旦麓に降りて、別の山に登る感じで20分ほど走りましたら、それはありました。そこは周りのよくある日本の田舎とはまったく別な雰囲気の場所で、テーマパークとゆうよりハリーポッタの世界の様でした。そのスポットはブリティッシュヒルズとゆところで、キャッチフレーズは”パスパートのいらない英国”となっています。確かにかなり広大な敷地の中に英国の風景を連想させる様な建物がずらりと立っていました。
■パスパートなしで英国に入国しました
■マナーハウスとゆう建物が園内ロビーになっています
■なせがホッパーがいました。日本語メニューでしたが動いてませんでした。
建物は本格的な作りで、英国の風景を忠実に再現しています。また英国人風の人がウロウロしており、「なんかここただのお手軽遊園地的なテーマパークでないな」と思いました。そしてマナーハウスという建物に入りました。(マナーハウスとは中世貴族の別荘いう意味で、無教養なのでここにくるまでまったく知りませんでした。)で中に入ると、ホストらしき人がいましてその方々は日本人でした。ただ最初は英語で話し掛けられます。(もちろん日本語でも対応してくれます。日本人でも英語でしゃべり続けると英語で応答していました。なんか見ていて不思議でしたが。。)この敷地内は英語が標準語のようでした。でGWなので特別にマナーハウスの見学ツアーをしてくれるとゆうことで参加する事にしました。だた案内は外人でトークはEnglishとゆう徹底ぶりです。英語に疎いMECYは一瞬腰が引けましたが、他に数名のグループの方が英語ペラペラみたいなので、とりあえず後ろからついてゆく感じでマナーハウスの見学ツアーは始まりました。中にはいると普段は未公開の部屋を見ることができました。各部屋はハリーポッタやお城の中に入った様な感覚に浸れます。
■ハリーポッターに出てきそうな食堂です
■エリザベス女王の部屋をイメージした部屋も見学しました
■ライブラリーも併設していました。この部屋でドラマ「花より男子」が撮影されたそうです。
非公開でなければ松潤ファンが押し寄せそうです。
1時間ほど館内を見てまわりましたが、家具などは英国から持ち込んだものらしいのでどれもリアルです。まさにパスポートなしで英国に来た感じでした。良い意味で期待を裏切ってもらえ少し感激しました。まったく無名な存在ですがブリティッシュヒルズ本来は神田外語大の学生のためのセミナーハウスとして作られたそうです。ただ一般でも宿泊できるみたいなので、英語が得意な方で英語力をためしたい方や、英国の風景を懐しみ味わいたい方にはうってつけのスポットかと思います。GWにもかかわらず空いているのもいい点かと思います。偶然立ち寄りましたが日本にはまだ知らない隠れた穴場が沢山あるものだと思いました。
近々のビッグイベントだった鉄道模型市も滞りなく終わり、ふと気がつくとGWも後半に入ってました。GW前までは公私とも慌ただしく、特に予定など考えている余裕がなかったので、そのまま特に家族サービスも何もせずGWを終わらせるつもりだったのですが、家族から「何処か連れてけー!」との無言のプレッシャーにただゴロゴロとすごして耐える自信がなかったので、急遽宿が取れた福島の温泉へ行くことにしました。目的地は二岐温泉という所です。一応秘湯の部類の入る辺境の場所にある温泉です。旅程は普通なら東北新幹線で新白河まで行ってそこからバスかタクシー。車なら東北自動車道の白河ICから60分と凄い遠そうです。5/5ー6の期間だと全うなルートでは高速の渋滞地獄や、立ち覚悟の自由席など想像するだけで行く前から心が折れそうな道のりです。しかしMECYは考えました。そしてゴールデン裏ルートが閃きました。それは東武の特急で鬼怒川までいってそこからレンタカーにスイッチして会津街道でひたすら北上して二岐温泉まで走るとゆうものです。東武のスペーシアなら多分席が取れそうなのと、鬼怒川から合津若松方面は混まないことは何となく判っていたので、このルートで行くことにしました。
出発当日、早めに自宅を出て東武浅草駅で鬼怒川行きの特急に乗ろうと思いましたが、なんと!午前中に着く10:00発のスペーシアは全て満席でした。チョット焦りました。前後に発車する特急も満席でいよいよ計画倒れの危機に追い込まれましたが、奇跡的に考えていた列車より2本早いスペーシアの残り席をゲットし、出発5分前で辛うじて飛び乗る事に。車内は当然ですが家族連れや若者のグループで満員でした。帯同の家族とは2車両にバラバラに別れての着席となってしまい、何よこれ?とばかり白い目で睨まれてしまいました。
■スペーシアの車内の一コマ(私鉄では珍しいコンパートメント車両です。本当はゆったり・余裕の旅がしたかったです)
■コンパートメント車両はなかなかゴージャスな佇まいです。
スペーシアはバブルの頃に登場した車両なので、少々古くはなっていますが、コンパートメント車両はありますし、普通席のシートでも大きめの作りでフカフカなので、JRの特急の普通席より座り心地は快適です。車内サービスもまだやっていますしスナックコーナのある車両も連結しているので、昔ながらの列車の旅気分に浸れます。予定より早く飛び乗ったスペーシアは東武日光行きのため、終点の一つ手間の下今市駅でおりました。
■浅草から運んでくれたスペーシア
ここから鬼怒川線のローカル列車に乗り換えます。列車か来るまで時間が少々あいたので、その間に目についたものを幾つか撮りました。
■デビューしたてのピカピカな特急リバティーを捕らえました。実物は斬新なデザインと上品な色あいです。
■SLの機関庫!?とSL用の客車でしょうか?ターンテーブルもみえます。SLは8月から運転開始らしいです。
■スハフ14です。JR北海道から移送して来た車両ではないかと思います。
■なつかしい色の1800系。おわかれのイベント列車みたいです
東武が今後の目玉としているSL大樹は見当たりませんでしたが、ターンテーブルや専用客車を着々と準備していてかなり力が入っているのが伺えます。5/14にも始発の営業列車を運休させて本線の本格的な試運転も行うみたいなので、今後に期待したいです。
興味のある方は泊り込みで行ってきてください。
にわかの撮り鉄をしているうちに鬼怒川行きの列車がきたので乗り込みました。
温泉編に続く・・
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おわびと訂正 2017/5/10
撮影した14系客車は ×JR北海道 → JR四国から譲渡されていました。
JR北海道の方は大井側川鉄道に譲渡されたみたいです。
彦根にある巨大ジオラマにいった時に、せっかく彦根まで来たのだかた観光もしてゆこうとゆう話になりました。まずは定番の国宝彦根城にゆきました。お城は彦根駅から徒歩15分くらいの距離です。
彦根城はオリジナルで現存する天守閣がある国の宝なので、お城の城郭も綺麗に整備されていました。石垣はなかなかの構えで、各所に攻撃しやすい仕掛けが所々にみうけられました。戦国時代だったら確実に狙い撃ちにあいそうな、城独特の威圧感があります。登場する時間帯からずれていたため「ひこにゃん」にはあえませんはでした。
■お城のまわりは頑丈そうな険しい石垣で守られており天守閣まで結構な勾配が続きます。
■15分程石垣の坂を登ってようやく天守閣にたどり着きます
天守閣はさほど大きくはなくどちらかといえば小ぶりの天守閣です。「ひこにゃん」人気とNHKの大河ドラマの効果で来場者が多めです。なので天守閣の中に入るのに30分またされました。
■天守閣内部が狭いので入場制限中です
30分入場待ちの足止でようやく天守閣の中に入れても、内部も狭いので行列になりなかなか自由に見て回われませんでしたが、最上階に上がった眺めは最高でした。
■最上階からは一国一城の主の気分、琵琶湖が一望できます
国宝彦根城を見た後は大阪方面へ帰るだけなのですが、ここもせっかく時間にゆとりを持って彦根に着たので、少し寄り道をしながら帰ろうということで、いつもなら東海道線に乗るところを、今回は平行して走っている近江鉄道という私鉄に乗ることにしました。この鉄道に乗るのは実は初めてで、新幹線の米原ー京都間で外を眺めていると単線の線路が寄り添って走っている区間が見えます。前から気にはなっていましたが、なかなか立ち寄るとゆうより通り過ぎるばかりだったので、いい機会なのでチョット乗ってみることにしました。
■私鉄ではもうめずらしくなったちょっと古めかしい電気機関車を保存しています。
車両は全て西武鉄道のお古です。顔つきが原型と違う車両がありますが、自社工場で改造してこうなっているみたいです。
今回写真に収めそこないましたが、白いライオンズカラーの220系という車両を牽引する専門の電車があるらしく、それは吊り掛け電車らしいです。音が欲しかったのですが、営業車ではないのでめったに動かない車両らしく音撮りは難しいかもしれません。
■ホームの屋根も木造なのでレトロ感満載です
■駅舎もどことなくローカルな雰囲気です
■車内ものどかな感じです。2両編成ですが、まず満員になりそうな感じはありません
■近江鉄道、車両のカラーリングも多彩で独特です
一旦彦根駅から東海道線と分かれて、新幹線に真横を抜かされながら走る事1時間弱、再び東海道線の近江八幡という駅に連絡します。関西の鉄道は少し脇道ルートになるとメチャローカル色が強いみたいです。お手軽なローカル線の旅気分を味わいました。
いつもはうさぎ小屋の短い線路を往復させているだけから、久々にレンタルのジオラマを拝借して、DCC化とドッチーモ化した車両を思いっきり走らせてみましょう!とゆうネタです。今回訪問したのは結構な遠出になりまして、なんと滋賀県まで行ってしまいました。詳しい場所は彦根の駅前にお店を構える「和」さんとゆうレンタルジオラマと鉄道模型のお店です。なぜ彦根まで?と思われるのは当然です。この「和」さんとゆうレンタルジオラマ評判では関西最大のジオラマ⁇かと思われる点とN、HOゲージの両方を兼ね備えあり、さらにDCCも機材持ち込みなら走行OKということで、初めてだしかなり遠かったのですが話のネタでもと、思い切って出かけてみました。レンタルジオラマに行くといっても、もう立派な旅行です。親類のいる京都に一旦滞在しつつも京都から1時間半はゆうに掛かりました。
駅前には平和堂という関西にはよく見かけるショッピングセンターの5Fに和さんはあります。
お店1/4が模型の店舗で残りは大ジオラマが広がっています。Nゲージで16線、Hoゲージで5線レンタル走行が可能で1周50mを超える距離らしいので、Nゲージは完全に見失います。Hoゲージも1,2両だと奥まで進むと何処にいるのかわからなくなる程です。
■巨大すぎて全てをカメラに収めるのは無理です
持ち込んだ車両は、MP3サウンドデコーダとドッチーモのクモハ41とクハ55コンビ、もう一両はディーゼルサウンドのキハ11です。コントローラーはDSOneとミント缶あと青い箱を持ち込みました。
一応MP3サウンドデコーダの音を確認しにいったのですが、空調や廻りのざわざわ音でMP3やディーゼルの音はほとんどがかき消されてしまいました。そんな不利なフィールドでもクモハ41の吊り掛け音だけは結構な音を響かせて快走していました。
では脈略もなく撮りまくった動画をご覧ください
ドッチーモを入れていたのにDCCだけでしか動かしてません。DCでも走らせればよかったと後悔してますが、3時間ぶっ通しで動かしてもデコーダ、ドッチーモ双方とも特に問題はなかったので耐久性は十分あることは確認できてまずは良かったと思います。
セットアップタイムが1時間設けられており2時間の予約で3時間フルに走行させてもらえました。しかし料金は2時間分しかかかりません。こんな良心的な配慮もリピータが耐えない理由なのかもしれません。休日となると1月前でも予約がとりずらい感じですが、関東ではこんな広々としたジオラマはなかなかないと思います。関西でお近くの方は一度訪問されると良いと思います。
静岡の小鉄道その2は静岡鉄道です。この鉄道は地方によくあるローカル私鉄とは一味違っていて、全線複線化され距離は10キロ足らずですが、都会の私鉄並の設備です。平行して走っている東海道線とまっこう勝負している様なやるき満々な感じです。でもどことなくいつも乗っている東急池上線に雰囲気が似ていて、のんびりした地方私鉄の顔も持っています。
乗り始めは新静岡駅からです。JRの静岡駅から離れていて15分ほど静岡市の中心を歩きます。静岡市は頻繁に新幹線で通りますが、静岡の駅に降り立ったのは今回が始めてです。駅周辺はきれいに整備されており、さすがは徳川家康の本拠地だったところです。
■自動改札が完備された近代的な新静岡駅
■2両編成の列車です。10分間隔で運行されています。
■広告列車も兼ねているみたいで様々なカラーリングで走っています
■自社オリジナル1000系のラッピング車両
この鉄道は地方の私鉄にはめずらしく、お古の車両は一切なく全車両が全てオリジナルの自社発注です。さらにこの春から実に
40年ぶりの新車も走らせ始めていてなかなかやる気のある私鉄です。
■複線なので対向列車が頻繁に走ってきます。 そこに40年ぶりの新車かな?
終点の新清水駅は新静岡駅とは打って変わってよくある田舎の終点の駅といった風情でした。折り返す電車は無人のまま発車していきましたし・・
■ちょっと寂しげな新清水駅
新清水とJRの静岡駅との間は徒歩10分くらいはなれており、寂れた感じの商店街を通り抜けてゆきます。途中、子供の頃によく通った感じのなつかしいおもちゃ屋さんがひっそりと営業していました。(まだ夕方の6時頃でしたが・・)
■思わず吸い込まれて行きそうな店構えのおもちゃ屋さん
岳南電車は東海道本線の吉原駅で接続していて、終点の岳南江尾まで9キロたらずのミニ私鉄です。もとは貨物専業だったらしいてすが、2年くらい前に貨物輸送が無くなってしまったらしく、1時間に2本くらい往復するだけの寂しいローカル線になってしまったようです。
■吉原駅から発車を待つ岳南電車
土曜日でしたが、乗客は1両でも間に合う程度でのんびりした雰囲気です。昔井の頭線で走っていた車両を二個一に切り貼りして1両で走っている模型チックな岳南電車ですが、元々は貨物専業なので利用者は少なかったと思われます。最近、富士山が全ての沿線から見れるとのキャッチフレーズで集客している様で、普段はまったく鉄道に興味を示さない私の連れも、富士山が良く見えると知って今回少し乗り気になっていました。確かに富士山に向かって走るのはこの岳南電車と富士急くらいかもしれません。当日は天気に恵まれて富士山がよくみえました。
■運転席の真横の席を陣取って富士山の展望を楽しみました
元貨物線なので、工場の間を縫う様に走る区間もあり、ちょっとした遊園地のアトラクション気分にも浸れます。
途中、岳南富士駅で下車して残されている電機機関車や、整備中の電車などを見学しました。
■昔の貨物輸送で使われていた電気機関車が残されています。
■鉄コレになったED40電機機関車
■年季の入った無人の駅舎
■整備中?の車両
■この駅からも富士山が眺められます
このED501号機関車はかなりの古参らしく鉄道博物館に展示してもよいのではないかと思うのですが、たまに運転会で動かしているそうです。まだ現役なんですね。
最寄に見所があるので行ってみました。徒歩10分くらいのところに湧水公園があります。デカイ鯉がウヨウヨ泳いでいました。
■湧水公園の案内
■巨大なベトコンの群れ
■ここでも富士山が見えます
終点の岳南江尾駅は新幹線とクロスしている駅です。確かにいつも新幹線に乗っていると一瞬だけ見える駅はここでした。駅は花壇に綺麗な花が植えられていて地元の方に守られている感じでした。
■終点の岳南江尾駅です。
■ホームには花壇があり、久しぶりの蜜の匂いが…
■緑マスクのかぐや富士号のヘッドマーク列車はツアー客?で埋まっていました
当日はあいにく店がしまっていて、途中立ち寄りませんでしたが、比奈駅の駅舎の中に模型屋さんがあるそうです。
最後に富士山をバックに電車を撮って、小旅行を締め括りました。
■富士山をバックに走る岳南電車
全路線で結構大きな富士山が見れます。1日フリーキップは¥700ですので、適当に寄り道して往復しても2時間くらいなので、富士山が大好きな人は遊び賃はさほど掛からず大満足(連れは満足していた!)だと思います。
東京から東海道線なら片道3時間半くらいの距離です。新幹線なら新富士駅か三島駅で乗り換えて1時間半くらいですので、がんばれば日帰りできます。
■とにもかくにも世界遺産の富士山を前面に押し出した記念キップとフリーキップ
■お土産のポストカードですが、実物は巨大です。
画の巨大さもさる事ですが、推定61才でこんな大きな仕事するパワーに圧倒されました。
桜の時期に訪れたのですが、メジャーな観光地でないせいかひっそりとした雰囲気で古刹探訪と洒落込めます。
■境内は見事な桜に包まれていました。
本法寺のある堀川通り沿いをウロウロしていましたら、源氏物語の紫式部のお墓や、後花園天皇塚などが点在しているのを発見しました。長い歴史を刻んだ町京都ならでわの奥深く、ミステリアスな感慨に浸った1日でした。
■紫式部のお墓は工場の片隅にありました。
■堀川沿いに何気なく佇んでいた後花園天皇塚
今回撮影に選んだ所は京福電鉄(通称嵐電)です。嵐山へ行く主要なルートの一つですが、自分の中で京都で桜と鉄道が綺麗なところはどこ?と考えるとそこは観光地の嵐山ではなく、支線の北野線にあります。具体的な場所は帷子ノ辻駅(カタビラノツジ〜京都らしく難読です)から北野線に乗って鳴滝駅て降ます。そこからとなりの宇田野駅までの間の桜のトンネルは桜のシーズンになると凄く綺麗です。夜はライトアップもするので京都通の方ならご存知かもしれません。
いくつか撮った写真をアップしましたのでご覧下さい。(撮影したのが夕方の曇り空だったので、少し暗い写真になってしまいました。)
■桜のトンネルと嵐電1
■桜のトンネルと嵐電 2
■桜のトンネルと嵐電 3
■桜のトンネルと嵐電 4
■桜のトンネルと菜の花と嵐電 5
■両方から踏切上で交差する可笑しな通り(おまけ)
撮りためていた写真を追加しました。4/4
■桜トンネルと嵐電 6
■桜トンネルと嵐電 7
■踏切を渡る少年
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