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JUGEMテーマ:鉄道模型
盛り上がりをみせているオープンサウンドデータ。今回は変わり種編です。変わり種車に抜擢したのはTomixのHoタイプ クモニ83です。
クモニ83今でこそあまり見かけなくなりましたが、国鉄時代は東海道線の113系の先頭か最後尾にくっいて走っていたのを良みました。子供の頃に見ていたので、「色は同じなのに他と違って変な形をした車両やなぁ〜」と思っていましたが、鉄道模型に目覚めて、車両の型式や新旧の変遷に興味を持ち始めて色々と知る様になると、クモニ83の元はクモハ73形とかいう緑・黄・青などのカラフルな色になる前の大昔の茶色の吊りかけ電車がタネ車だったらしい事を知りました。荷物を運ぶ専用の電車と言うことなので、人は乗せない前提なので走ればいいや的な感じで廃車になった旧車を改造し、見てくれは実用本位な食パン顔(昔の改造車のお決まりなパターン)のボデーに乗せ換えられた変わり種だと思います。113系と連結して走るので色あいは合っているので、遠くから見るとわかりませんが、近くに来るとかなり個性的な面構えだった印象があります。ただ中身はバリバリの吊りかけ電車なのでレトロな音になります。113系のMT54の音とミックスしさせたら面白そうだと思い今回オープンサウンドデータの旧型国電タイプ(吊り掛け)を載せることにしました。
Tomixなので「 ExpBoard for Tomix HO」を今回も利用します。手持ちのものは試作評価版なのでNext18アダプターは手ハンダー付けしました。前回のクハ115光物取り付けでハンダ付けは神モドキの腕前にはなってきたので、難なくクリアと言い難かったですがそれなりに付けて中華デコーダPanGuで導通チェックをしました。前回は潰してもさほど痛くない気楽なPanGuデコーダでしたが、今回は高価なESU Loksound5 micro Next18版を載せるので、かなり念入りに仮の動作チェックはしました。で「 ExpBoard for Tomix HO&ESU Loksound5 microを組み合わせても問題なさそうだったので、光物の改造は前回と同様な感じで加工しました。但し両運転台なので、ライトユニットの側への配線はForword側たけでなくRevers側もヘッドライト、テールライトの配線を伸ばしてクロスさせておく必要がありました。もっと贅沢な加工をするなら「 ExpBoard for Tomix HO」とライトフンクション用のデコーダをもう一つ追加して個別にライト/テールライトの切り替えが出来る様にすると良いと思います。
またクモニ83の室内灯ユニットが短いタイプなのか、ボデー側の窪みの長さが短くてそのままでは上手くハマらなかったので、「 ExpBoard for Tomix HO」の基板の長さを1cm程詰めました。
◇「 ExpBoard for Tomix HO」の長さを少しカットして詰めました。
◇ライトユニットへの配線はクロスさせLoksound5 MicroからForword側/Revers側兼用としています
次に車両へ本体との配線です。TomixはNon DCC Readyなので、モータ車の場合は一旦全部バラシがお約束です。モーター系とRAIL給電系を分離する仕込みをしますが、今回はとにかく配線の引き回しを最小限にしたかったので、RAIL給電系は台車からの集電用銅板から直接引き出すとして、モータ系はウェイト板に繋がる室内灯のターミナルへつなげてから引き出す形にしてみました。ただこのやり方では集電用銅板とウェイト板との接触面はテープ等で入念に絶縁しておくなどのひと手間が必要になります。
◇動力本体は一旦全部分解します
◇集電板とウェイト板が重なる部分はカップトンテープなどで絶縁しました
◇組み戻して集電板から配線をハンダ付けして引き出しておきます。
銅の集電板からRAIL給電系の配線をハンダ付けして引き出しておきます。ウェイト板はモーターのターミナルと導通していてモータ系としてみなしますので、集電板とウェイト板との両者の間にはテープで完全な絶縁処理を施しておく必要があります。
◇RAIL給電系とモータ系から引き出した配線は「 ExpBoard for Tomix HO」の所定のパットに繋ぎます
引き出した配線で 赤・黒は「 ExpBoard for Tomix HO」RAIL系のパットへ、黄・緑は「 ExpBoard for Tomix HO」モータ系のパットへ繋ぎます。ライトユニットとの接続は「 ExpBoard for Tomix HO」で綺麗に処理できますが、動力系はどうやっても、現状動力ユニットをバラシて配線を引き出して繋ぐ形にならざるを得ないので、この辺の作業や手間が今後のTomix製のDCC容易化の課題なのかもしれません。
今回スピーカの選択は色々と考えて、Hoサイズに収まりやすい手頃な大きさのスピーカにしました。アキバの中華のお店で手に入る価格も¥200位のお手頃価格のものです。フレームが金属制なので、低音が効きそうなのでこれにしました。エンクロージャが無いので、元は基板ケース?の様なものを腹で半分にして代用品としました。
◇エンクロージャの代わりに試した小型基板用のケース?に使うものと思いますが、誰も買わそうだったのですが50円。
◇吊りかけサウンドを奏でる湘南色の荷電が出来ました。
自作スピーカが適当な加工だったのですが、思いのほか音量は十分に確保できたかと思います。
いよいよもっと広いコースで先に作った115系のMT54サウンドとランデブーさせてみたくなりました。
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