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寄り道好きのひとりごと
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クモハ41&クハ55にDCC MP3 サウンドデコーダを入れてみる(その1)

 いよいよ待望のKATO Hoゲージ「クモハ40」が発売されました。みなさんもお買いになられましたでしょうか?ただ「クモハ40」は発売スケジュールが少し後ろ倒しになっていたので、スケジュールどおりに発売されたのは「クモハ41&クハ55」だったと思います。MECYは待ちきれず、先に発売された「クモハ41&クハ55」を買ってしまいました。この「クモハ41&クハ55」は1両単行で走る「クモハ40」のような両運転台ではなく、二個一で一組の片運転台です。そして「クモハ41」はモータ入りの動力車で、「クハ55」の方は引張られる方トレーラ車の構成になっています。まあ実物も動力は「クモハ41」だったと思うので、忠実な組み合わせだと思います。そしてMP3 サウンドデコーダを入れるのであれば「クモハ41」に目が向くのは自然な流れだと思います。以前Yaasanさんが試作品にMP3 サウンドデコーダを搭載していましたが、両運転台と片運転台の違いだけで車体の構造はさほど違わないと思いMP3サウンドデコーダでDCC化にチャレンジしてみることにしました。まずは分解して本体の構造を確認してみました。

 

 ■試運転もロクにしていないのにいきなり分解してしまいました。

 

 ボデーを外してみたところDCC用の8PINはありますが、どうやらモータ経路しか対応していないみたいで、ライト回りの構成も確認してみたかったので、更に車体のモータ側のカバーも外してしまってます。やはりライト経路は銅版で直結されているらしく、8PINでは配線回りが対応できない事がわかりました。

 

 ■モータ側のカバー裏側

 

 ここで悩みどころです。このライト用の銅版はボデーを被せた時にライトユニットとピッタリ合うように設計されているみたいなので、単純に突き出た銅版からDCCデコーダへの配線は単純には出せません。絶縁処理など工夫しないとダメみたいです。ただテープで絶縁するのも今一いけてない気がしたので、まずはこのライト系の銅版をとってみました。

 

 ■ライト系の銅版は簡単にスルット外れました。

 

 で、とってしまったのでこの状態になればライト基板とレールからの給電は分離されるので、ライト基板にデコーダ側のライトコントロールの端子なりを配線することは出来る様になります。ただ悩ましいのはライトユニットに配線を通す逃げがないくらい車体本体とキッチリ設計されているので、細ーいリード線なりエナメル線でやるしかないかなと思いました。

 しばらくどのように配線処理しようか考え込んでいたところふとひらめきました。Nゲージ用になりますが、集電シューとゆう部品があるのを思い出して、これを使ってみようと思いました。

 

 ■部品箱から探してきた集電シュー

 

 なんとも似たようなよさげな形状をしているじゃないですか?この集電シューの片側を開いてまっすぐに一旦のばして、ライトユニットの逃げになるようにL字型に曲げなおしました。

 

 ■手曲げ細工をした集電シュー。上が原型で、下が手曲げ後

 

 ■本体のモータカバにはめ込んでみました。

 

 ■ライトユニットとの逃げもOKですんなりはまりそうです

 

 あとは突き出た銅線の耳にハンダ付けするなり、ソケットにするなりご自由になります。今回はひらめきつつ作業していたので、Nゲージにパーツの流用〜改造をしましたが、そのままパーツを使うのも高くつくと思うので、細めの銅版があればそれを折り曲げてしまった方が安上がりかと思います。いっそのことKATOさんでDCCオプションパーツにして欲しいところです。あと「クモハ41」は片側だけでこの対応は済みますが、「クモハ40」は反対側も対応する必要はあると思います。

 懸案のライト系の配線回りがなんとかなりそうなメドが付いたので、いよいよ本丸のなごでんさんの「MP3 サウンドデコーダ」を組み付けます。このデコーダはKATO向けの試作品で今後デコーダやスケッチの機能や品質確認をするため特別に提供していただ物です。Ver4.5的な位置付けでしょうか!?貴重な物なのでショートなどを起こして潰さない様にしないといけません。取りあえずモータ系の8PINソケットにあわせてピンヘッダを利用した配線ー端子を作りデコーダを載せてみました。

 

 ■お初な搭載なのでここは試行錯誤しながら工夫します

 

 ■8PINを介してデコーダを載せてみました。ライト系はF1 F2端子から引き出しています。

 

 スピーカについてはなこでんさんのブラックキューブが基本推奨ではありますが、色々なスピーカで音質を聴き比べたいので、今回は少し大きめな物をルーフに貼り付けました。

 

 ■長方形の大きめスピーカをセレクト。(まだエンクロージャなどは付けていません)

 

 最後にボデーを被せます。気になっていたライト回りも銅版も上手く逃げが効いているようで、どこも干渉することもなく綺麗に収まりました。

 

 ■MP3 サウンドデコーダ搭載完了

 

 MP3 サウンドデコーダを搭載できたので、軽く試運転をしてみました。今回組み付けに気を使ったライトの制御は問題なく機能していました。

 DSblueboxで動かしているので、操作ボタンのポコポコ音が入ってます。

 

 ■クモハ41の試運転 MP3サウンドと吊り掛け音

 

 ■クモハ41の試運転と吊り掛け音(ノッチオフ)

 

 

 デコーダの搭載は上手くゆきました。まだスピーカにエンクロージャの処理や調整などはしていなので、迫力のある重低音は出ていません。これからスピーカ回りの取り付け等色々試して、いい音が出せる組み合わせを模索してゆきたいと思います。

 

 次回はお供になるクハ55のライト回りのDCC化編です。

ふるさと納税の後始末

 巷ではふるさと納税が大流行みたいです。特にスマイラさんが強力に推進されている、埼玉県 鶴ヶ島市のふるさと納税の記念品は模型好きの鉄ッチャンの方々にとっては興味津々でしょう。当のMECYも記念品目当てでふるさと納税をしてみたわけですが、これも日ごろの重税感から一矢報いてやろうとの思いでもあります。で、ふるさと納税の記念品をゲットするまではしゃかりきに動くのですが、いざ記念品をもらうとそれで満足してしまいます。実はこの制度、記念品のゴージャスぶりに目が向いがちですが、実はそのお得度を教授するためには、景品をゲットしたその後から役所の事務処理が残っています。ただ役所も事務処理に付き合わせるのは忍びないと思っているのかワンストップ特例制度なるものがあって景品ゲットと同時に「寄附金控除に係る申告特例申請書」なる書類を送り返せば、役所が税金の事務処理を代わってしてくれるみたいです。しかし今年からこの書類にプラスしてマイナンバの控えも一緒に送らないといけない事になり、自分のマイナンバの取り扱いもよく分からないままだったのでその時は「後でいいや!」と、すっかり書類を出すのを忘れてしまい、気がつけば確定申告の時期がきてしまいました。(「寄附金控除に係る申告特例申請書」の提出期限は1月上旬で終わっていた)そこでやばいと思い慌てて色々調べた結果、確定申告を自分ですればOKとゆう事がわかったので、久々ですが税務署に確定申告をする事にしました。

  確定申告するとゆうことはイコール申告書を間違わず作成する事が主だと思います。以前ならば税務署にいって書類をもらって、色々とたらい回しにされ、怒られながら申告書を作成していたような…やな思いがありますが、最近は自宅のPCで申告書を作成する事が出来る様になってます。自営の方ならよほど怪しい会計決算をしていない、またサラリーマンの方なら必要な書類を予め用意しておけば、画面の指示通り定型形に入力して申告書が完成させられる様になってます。この点はかなり昔よりはやり易くなってきていると思います。ただこれを出して受け取ってもらうまでが大変でした。

 小一時間ほどで申告書を完成させていざ税務署へGOなのですが、この時期は確定申告のピークです。取り敢えず日曜日も税務署は臨時営業はしてはくれているのですが、平日と比べ日曜日は申告する方が集中(税務署の人いわく平日の2倍以上の人出らしいです)してしまい。提出するだけなのにのっけから長蛇の列に並ばされました。

 

 ■提出までの長い道のり。列が庁舎から飛び出してます。

 

 

 ■これは…並ばさせる気満々なアイテム

 

 ■税務署の中に入れても提出まではまだまだの状態。まるでテーマパークの待ち状態。

 

  かれこれ2時間位並びました。これで一発合格しないと列の並び直しで心が折れますが、何とか受け取って貰えました。お金が返ってくる可能性があるので、チャンとやった方がいいですが、あまりに時間を取られすぎです。審査する方も厳正を期す使命を負っておられると思うので大変だと思いますが、申告する立場としてはやらされ感、徒労感が一杯でおまけにトイレに行きたくなってしまいイライラがピークになりそうでした。もう少し提出の流れの工夫(整理券などで)改善していって頂きたいと思う次第です。

 

  ああ!来年度、もしふるさと納税やるなら、ワンストップにしょう…

2017年鉄道模型市参加のお知らせ

 前宣伝になりますがDCC電子工作連合として2017年 4月29日(土)の鉄道模型市に参加することになりました。

当日は正式名称:DCC/DC自動切り替えアダプタ(通称:ドッチーモアダプタ)の販売を予定しています。

ドッチーモアダプタは(DCCの我が弟子!?)ひでろんさんがプロダクト担当で、MECYはセールス担当とゆう役割分担がいつの間にか成立しています。本来はひでろんさんが当日会場にご参勤するところだとは思いますが、ご本人が遠方にお住まいなのと、極度の恥ずかしがり屋さんなのでこの様な形式を取らさせていただいております。スイッチサイエンスさんでも委託販売されておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

DSblueboxを組立て→直した その2

 前回はDSblueboxを組み立てたまではよかったのですが、不注意から完成間際で見事にこけて「本当にただの箱にしてしまった」までをレポートしましたが、今回はこのダメージから諦めずに機能を復活させる編になります。

 まず前回のおさらいです。部品のハンダ付けは完了し一旦スチッチONで起動しかかった所で、LCDのコントラストの調整中に誤って電源をショート(トラブルの推定要因です)させてしまい結果残念な状態に陥いりました。ここから各部のはめ込みや接触不良など色々とチェックしてみましたが、どうも症状からみてAVRのマイコンが動いてなさそうな気がしたのでこのマイコンを復活させる事にしました。取りあえずマイコンはまだ生きているとゆう前提で、もしかしたら一時的にプログラムがLOADしない状態になっているか、書き込んであるプログラムが消えてしまっているのではないかと思い、DSblueboxのスケッチを入れ直してみる事にしました。

が..この予想はハズレていて、マイコンにはどうやっても書き込めない状態、つまり完全にお亡くなりになっていました。恐らく電源をショートさせてしまった時にマイコンを破壊してしまったのだと思います。止む無く予備で持っていたATMAGA328にDSblueboxのスケッチを書き込みました。でマイコンを差し替えた状態でスイッチON!ようやく待望の起動画面「Desktop Station...」を拝むことが出来ました。

 

 ■マイコンを差し替えて起動画面がようやく表示

 

 ああ・・・マイコンが潰れただけで済んでよかった、よかった。と一旦は安堵しました(が、実はまだまだ不幸は続きます)。取りあえず起動画面が表示する様になったので、一通りの機能を確認してみる事にしました。まずは各ボタンの効きを確認してみました。各セレクトモードへは問題なく遷移しました。次に実際にデコーダを載せた車両のCV値の読み出しでもしてみるか!と思い車両をレールに乗せてCV Read!とあれれ・・いくら読み出しを行っても"CVReading...→CVRead Erroer!"になってしまいます。車輪の汚れで読み出せないのか?と思い車輪やレールをこれでもか!と磨き上げでみましたが全然症状はかわりませんでした。CV読み出し以外の他の機能のテスト走行モードや、CV Writeモードは出来てるポイのですが、なぜかCV読み出しが出来ない病になってしまっていました。

 ■むなしくCV読めない病の我がDSbluebox

 

 ああ・・やっぱり電源ショートさせたから何処かがもうダメなのか?と思いましたが、Yassanさんに相談してみたところ「電流センサIC部品ACS712ELCTR-12Aのハンダ取り付け不良や、パーツそのものがダメな場合はCVの読み出しができないことがありそうだ」とのアドバイスを頂きました。このアドバイスを受けて、まず一旦メイン基板への該当する部品のハンダ付けの状態をテスタでチェックしてみましたが、ハンダブリッチやオープンなどは見当たりませんでした。念のため再度端子回りのハンダを流しなおしてみましたが症状は一向に改善せず、最後はパーツ交換をしてみることになりました。

 

 ■CV読み出しのキモなパーツ電流センサICハンダの熱のあて過ぎで端子回りがヤバくなってきています

 

 数日後に送っていただいた交換用のパーツが届き、パーツの張替えをしてみる事にしたのですが、ここでチョット一抹の不安がよぎりました。交換箇所の写真を見ていただければわかりますが、何度もハンダの熱を当て過ぎていて電極パターンの回りが熱でかなりダメージがありそうな感じです。最悪、古いパーツをはがす時に電極パターンがダメになって永遠に「読めない箱」になってしまうかもしれない?と思いました。が、このままでも「読めない箱」のままなのでここは一か八か起死回生のトライをするしかないと思いました。あと以前なごでんさんのサウンドデコーダのリペアも成功させているのでなんとか上手く切り抜けなければとも思いました。さあここからがこのネタのハイライトであり普段以上に慎重かつ緊張する作業になりました。たかだか8PINのICの交換なのですが、なにせ基板の状態がハンダの熱のあて過ぎで最悪な状態です。古いICの取り外しでダメにしてしまっては元も子もありません。ICの足を1本1本丁寧にやさしく外してゆきました。

 続いて交換用のICのハンダ付けは薄氷を踏む感じでした。もう電極パターンは古いICをはがした時点で浮いている感じでしたので、再度ICの端子にハンダを付け直しても導通が通るのかどうか・・もう神に祈るのみです。

 

 ■電流センサICを付け直した状態、もう見た目は電極パターンがダメそうな感じです。左下は剥がした残骸

 

 半分諦めの境地で、DSblueboxを組みなおし、電源ONです。起動までは問題なく進み、レール上に車両を乗せてCV Read →

CVReading... ん… CV Value  ○○○ の表示 思わず「やった!」と叫んでしまいました。

 

 ■長かった道のりですが最後に残っていた未確認機能のCV読み出しの成功!

 

 一度は死んだDSblueboxですが不死鳥のごとく蘇りましたメデタシメデタシといいたいところですが、本来ならばサクッと組み上げてもっと建設的でDSblueboxのPRを兼ねたレビューを書くつもりでした。みなさんはMECYの様なヘマはなさらないと思いますが、今回の顛末、特異な故障モードの一例として心の奥に留め置いておいて頂ければ幸いです。

 いらん事から思わぬハマリでこんなレポートになってしまいました。反省しきりです。Yassanさんご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。次の機会があればもっと良い形でレポートできればと思います。

 余談になりますが、スマイラーさんのレビューでスマイルデコーダDSdecR3でCVReadができないとの情報がありましたが、以前MECYがデバックしたBEMF付のスケッチに入れ替えていただければDSblueboxでもCVReadが出来る様になります。だだしCV57はデフォルトの0(BEMF無し設定)のままで利用していただくのが前提になりますが。。

 

DCC | 01:14 | comments(0) | - |
DSblueboxを組立て→直した その1

 また妙なタイトルになってますが、大方は察しが付くと思います。実はYaasanさんの新作DSblueboxを組み立ててはいたのですが、いつもの事で組み立て工程中にミスが連発し、なんと!作りながら壊し、また直すとゆうめまぐるしい流れをタイトルそのままに書いてゆきたいと思います。

 事の起こりはDSblueboxの完成間際に始まりました。まずは順調にみえた組み立てから。

 まずはキットの確認です。部品数は少なくはありませんが、ハンダ付けで苦労しそうなものはなさそうです。(実は後々リペアで苦しみます)組み立て前に部品表を参照しながら(特に抵抗の仕分けはあらかじめやっておいた方がいい)パーツを仕分けておきました。

 

 ■組み立て前に内容物を確認しました。部品点数はそれなりにあります。

 

 メインの基板に部品表を参照しながら、小さい部品からハンダー付けを行いました。

 

 ■今回鬼門となった電流検出パーツのハンダ付け

 

 ■だんだんと形になってきました

 

 ■最後に背の高いタクトスイッチをつけます

 

 ■メイン基板としては完成?

 

 次に表示装置となるLCDを組みます。ここはピンヘッダをLCD側に付けて、受けの側ソケットはメイン基板に付けました。最後にLCDを被せる形にします。ピンヘッダの凸とソケットの凹みが綺麗にはめ合わせが出来ていればここはOKです。ハンダ付けをしなくても導通やケースとのクリアランスは設計段階で十分考慮されています。

 

 ■LCDとメイン基板の合体し仮組み(横からのLCDとメイン基板)

 

 と、ここまでは凄く順調で、1時間弱で仕上がりました。次にケースを被せる工程ですがその前にスイッチの組み付けとそれに絡んだ処理を行わないといけません。キットの付属品にはケーブルがありますが、両端がピンヘッダ接続用なので、ここはスイッチ側の接続をハンダ付けするなりして各自工夫してなんとか接続しないといけません。

 本当はスイッチ側のターミナル形状に合う様なこんな感じの端子にケーブルの端を付け替えておくのがいいかな?と思ったのですが、わざわざ買いに出るのもおっくうだったので、安易に抵抗の先を切り落とした際によく出るハンダ線の余りを流用してしまいました。実はこの安易な選択がこの後の不幸の始まりです。

 

 ■こんな安易な加工が不幸のどん底へいざないます。みなさんはマネしないように!

 

 もうこの段階ではほとんど出来上がりの気分で油断していたんですが、今になって考えると非常にあぶない状態です。主電源のターミナルがむき出のまま、しかも突起物が飛び出してます。もしこれがスイッチONの時、メイン基板のどこかに触れでもしたら大変です。作っている段階では一応ケースを被せたときの高さのクリアランスを考えターミナルを曲げて逃げを作る想定で加工していたので、自分としては「完璧!」と思ってはいたのですが、ケースを完全にはめ込まない状態で電源をONしたままLCDの光量を調整する工程でどんな事が起きるのかまでは十分に考慮していませんでした。LCDの光量の調整はケースをはめ込んだ状態ではできません。どうしてもケースを半開きにした常態でメイン基板に付けた半固定VRをいじる必要があります。この時に十分な絶縁処理をしないままケースが浮いた状態で裸のままのターミナルが基板のどこかに触れたとしましょう!その瞬間が何が起こるのかはみなさんの想像におまかせします。事の顛末はあとからわかってきますが、この様な訳で何も気付かず組み立て中に壊していました。

 LCDの調整中はー瞬だけ起動時の表示が見えてすぐに何も表示しなくなました。おかしいと思いスイッチをON・OFFしても何も表示一つせずうんともすんとも動かなくなってしましました。このとき始めて何かの拍子に壊してしまったんだろとか?と気が付き愕然としました。

 

 ■完成間際にむなしく何も表示をしなくなったDSbluebox

 

 次回はこの絶望的な状況からいかに生還して来たか?をご報告したいと思います。

 

DCC | 15:53 | comments(2) | - |

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