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間が開いてしまいましたが前回GWネタの続きです。前回は東武鉄道の話題で終わってましたが、温泉で日ごろの疲れを癒すのが本来の目的です。目的地は二股温泉とゆうところです。栃木県を抜けて福島県まで足を伸ばした所にあります。車でかなり走り2時間半かかりました。二股温泉は山道をかなり奥地まで登った静かな所で、数件の温泉宿がある以外は周りになにもありません。
■桂祇荘とゆう温泉宿に泊まりました
■手作り感のある露天風呂がイイ感じでした
山間の温泉地なので静かです。都会の喧騒から開放された気分で温泉に浸かりました。
この温泉宿の方は非常にフレンドリーな感じで接客してくれました。飼われている黒いニャンコもいまして、昼間は子供に追いかけ回されていましたが人なっこい性格なのか、夜落ち着いてからMECYの部屋まで訪問もしてくれました。
■闇夜にまぎれて黒い訪問者が・・・
温泉で身体を癒された翌日、ちょっと穴場的なスポットに立ち寄る事にしました。事前に調べておいたわけではないのですが、朝のコーヒー飲みたさに喫茶店がないか地元で手に入れた地図をみていましたら、温泉の近くに英国を模したテーマパークの印をみつけました。周りは山の中に囲まれて近くにはコンビニもなさそうなだったので、だめもとでそのテーマパークらしき所に行ってみることにしました。温泉郷から一旦麓に降りて、別の山に登る感じで20分ほど走りましたら、それはありました。そこは周りのよくある日本の田舎とはまったく別な雰囲気の場所で、テーマパークとゆうよりハリーポッタの世界の様でした。そのスポットはブリティッシュヒルズとゆところで、キャッチフレーズは”パスパートのいらない英国”となっています。確かにかなり広大な敷地の中に英国の風景を連想させる様な建物がずらりと立っていました。
■パスパートなしで英国に入国しました
■マナーハウスとゆう建物が園内ロビーになっています
■なせがホッパーがいました。日本語メニューでしたが動いてませんでした。
建物は本格的な作りで、英国の風景を忠実に再現しています。また英国人風の人がウロウロしており、「なんかここただのお手軽遊園地的なテーマパークでないな」と思いました。そしてマナーハウスという建物に入りました。(マナーハウスとは中世貴族の別荘いう意味で、無教養なのでここにくるまでまったく知りませんでした。)で中に入ると、ホストらしき人がいましてその方々は日本人でした。ただ最初は英語で話し掛けられます。(もちろん日本語でも対応してくれます。日本人でも英語でしゃべり続けると英語で応答していました。なんか見ていて不思議でしたが。。)この敷地内は英語が標準語のようでした。でGWなので特別にマナーハウスの見学ツアーをしてくれるとゆうことで参加する事にしました。だた案内は外人でトークはEnglishとゆう徹底ぶりです。英語に疎いMECYは一瞬腰が引けましたが、他に数名のグループの方が英語ペラペラみたいなので、とりあえず後ろからついてゆく感じでマナーハウスの見学ツアーは始まりました。中にはいると普段は未公開の部屋を見ることができました。各部屋はハリーポッタやお城の中に入った様な感覚に浸れます。
■ハリーポッターに出てきそうな食堂です
■エリザベス女王の部屋をイメージした部屋も見学しました
■ライブラリーも併設していました。この部屋でドラマ「花より男子」が撮影されたそうです。
非公開でなければ松潤ファンが押し寄せそうです。
1時間ほど館内を見てまわりましたが、家具などは英国から持ち込んだものらしいのでどれもリアルです。まさにパスポートなしで英国に来た感じでした。良い意味で期待を裏切ってもらえ少し感激しました。まったく無名な存在ですがブリティッシュヒルズ本来は神田外語大の学生のためのセミナーハウスとして作られたそうです。ただ一般でも宿泊できるみたいなので、英語が得意な方で英語力をためしたい方や、英国の風景を懐しみ味わいたい方にはうってつけのスポットかと思います。GWにもかかわらず空いているのもいい点かと思います。偶然立ち寄りましたが日本にはまだ知らない隠れた穴場が沢山あるものだと思いました。
なごでんさんのMP3サウンドデコーダには歴史があります。現在最新バージョンはV5となっていますが、その前はV4がありましたしさらその先祖へと遡る事ができると思います。今は頒布ページから姿が消えてますが、MECYの知る限り実用的に使用できる初のレジュンドと言えるバージョンはV2ではないかと思います。(V1、V3はどーなったのはわかりません)MECYとしてはこのMP3サウンドデコーダのV2、結構思い入れがあります。前にも書きましたが、MP3デコーダのICを潰してしまい奇跡の復活リペアを行ったり、モータ動力部分のスケッチを採用して頂いたり、V5ではディーゼル音のスケッチにも関らせて頂いたりと、今日までになごでんさんやDCC電子工作連合の皆様と繋がるきっかけを与えてくれた記念すべきアイテムだと思っています。
■MP3デコーダのレジェンド!? V2
そんな足を向けて寝られないはずのV2ですが、V5の劇的な性能アップの影に隠れて完全に忘却の彼方に忘れ去られ、部品箱の中に埋もれておりました。「これはいけない!」と思い「神棚にでも供えるか・・」なんて野暮なことを考えつつ、どうにかして活かす方法はないか?と真剣に考えていました。V2でもMP3の音質はすばらしく良かったので、ストラクチャーのアクセサリーの音源に使うのが調度良いのですが、ウサギ小屋にジオラマなどはないのでやはり車載用途かなと思いつつ、GW中に偶然フジガヤさんと出合った時に店頭で見かけたKATO の14系客車(HO)がふと頭に浮かびました。その時は中間車しか在庫がなく、フジガヤさんが新幹線を買った事でなぜか満足してしまい買わず仕舞いでいたのですが、よくよく考えるとスハフ14は客車でありながらディーゼル発電機を抱えた電源車も兼ねているので、「これにV2を載せてディーゼル音を流し続けるのにピッタリ」だと思い、たまに行くこ汚い店で売れ残りの棚に埋もれていたスハフ14とスハフ15を買いました。
購入して早々新品なのにいきなり分解して(結構勇気がいりました)デコーダとスピーカを配置してみました。HOゲージで余裕はあるハズですが、内装のシートが意外に高さをとるので、親子亀のV2の厚みでは高さがギリギリでした。
■屋根にギリな状態でMP3デコーダを組み込む
■何とか押し込んでボデーを被せることができました
ディーゼル発電機の音は、昔パレオエクスプレスに乗った時、スハフ12からの車窓の動画を撮っていたので、適当に良さげなところを抜き取って17分位に編集した音源をMP3ファイルにしてみました。車両は12系ですがディーゼルエンジンは14系と同じだと思うので一応実車に近いサウンドだと思います。
■ディーゼル発電機のMP3ファイル (15MB位あります。お好きな方はどうぞ)
■パレオエキスプレスに乗車した時の車窓(長いので見飽きます。興味賀ある方はご覧ください)
■MP3サウンドデコーダ V2が奏でるディーゼル発電機サウンドです。リピートモードなので鳴り始めると止めるまで永遠に続きます。
ディーゼル発電機サウンド、MP3の生音なので結構爆音です。DD51のディーゼル走行音より大きな音を出す様になりました。さすがMP3サウンドデコーダのレジュンドです。ダテじゃーありません。
DD51のディーゼル走行音とこのディーゼル発電機サウンドの合わせ技ならテンショウドーに対抗できるかな?まだ無理か・・・
MECYの個人的なこだわりでいじくっていたMP3サウンドデコーダのディーゼル版スケッチが、版元のなごでんさんとサウンドマスターのフジガヤさんのお墨付きを得て、正式にバージョンアップされました。今回は既存機能の改良版としてMP3発音時のファンクションレスポンスも改善しまして、ファンクション連打が効く様になりました。他は前回お試ししていたディーゼル音の吹きあがるタイミングをCV値で変えられる機能です。最新版は個別に変えられる様にCV52を新たに割付ています。詳しくはなごでんさんの頒布ページをご覧ください。最新版のスケッチはフジガヤさんが早速試していただいております。MECYも折をみてディーゼル音唸りを改めても撮ってみよと思います。
なごでんさんのMP3サウンドデコーダV5もリリースされ、サブのスケッチとしてディーゼルサウンドもラインナップされる様になりました。成り行きでなんとなくこのスケッチを託されていて、MECYの味付けのままリリースされていますが、チョット気になっていた所が残っていたので、より実感的なディーゼルサウンドに少しでも近ずけたいなーと常ずね考えていました。ただ改良とはいってもディーゼルサウンドの音出しの感じを見直した程度なので、ディーゼルサウンドの音源自体は何もかわりません。(ここはサウンドマスターの聖域で手がでません)
今回手を入れたところは以前、サウンドマスターのフジガヤさんからアドバイス頂いた、ディーゼルサウンドが加減速時に、低/中/高のエンジンサウンドが変化するタイミングを決める部分で、ここはMECYの好みでもっさり変化してゆく様に変更し固定化してしまっています。ただ人によってはこの音の変化がシャープな方が好みだというケースもあるかもしれません。なのでこの部分をCV値で可変に設定できる様にしてみました。
具体的なスケッチの変更点としてはCV3(加速率)/CV4(減速率)でセットされる変数を利用して低/中/高のエンジンサウンドが変化するタイミングを決める部分へ合わせ込む様にしています。
■低/中/高のエンジンサウンドの変化タイミングの設定を可変にしてみました
あと他に、アイドリングのカラカラ音が出るタイミングが定速時または減速時でも出ていて「高→中→低→アイドリング(繰り返し)」となっていますが、このアイドリングサウンドは停止中のみに出す様にして、定速時または減速時は「高→中→低(繰り返し)」で音を出す様にすればより実感的になるのではないかと思い、この部分にも手を入れてみました。
■アイドリングサウンドを出すタイミングの見直し
改良したスケッチを久々の登場!キハ10に入れ込んで音の出具合をみてみました。
■CV3/CV4 はデフォルトの’4’で改良前の固定状態と同じ感じにしてスローなディーゼルサウンドで変化します
■CV3/CV4 を’8’にすると加速/減速とディーゼルサウンドの変化ともシャープな感じになります。
(線路が汚れているのでジョイント音が集電不良でとぎれます。御聞き苦しくすみません)
CV3/CV4を変更するとディーゼルサウンドの音の出方が変わってくるのがお分かりになるかと思います。この部分の聴き比べはお好みになると思いますので、任意で調整できた方が良いなーと改めて思いました。あと停止中だけアイドリングの音が出る様にもなりました。
まだお試し中なので、今後はなごでんさんにご確認頂いてVerUPするか考えます。
近々のビッグイベントだった鉄道模型市も滞りなく終わり、ふと気がつくとGWも後半に入ってました。GW前までは公私とも慌ただしく、特に予定など考えている余裕がなかったので、そのまま特に家族サービスも何もせずGWを終わらせるつもりだったのですが、家族から「何処か連れてけー!」との無言のプレッシャーにただゴロゴロとすごして耐える自信がなかったので、急遽宿が取れた福島の温泉へ行くことにしました。目的地は二岐温泉という所です。一応秘湯の部類の入る辺境の場所にある温泉です。旅程は普通なら東北新幹線で新白河まで行ってそこからバスかタクシー。車なら東北自動車道の白河ICから60分と凄い遠そうです。5/5ー6の期間だと全うなルートでは高速の渋滞地獄や、立ち覚悟の自由席など想像するだけで行く前から心が折れそうな道のりです。しかしMECYは考えました。そしてゴールデン裏ルートが閃きました。それは東武の特急で鬼怒川までいってそこからレンタカーにスイッチして会津街道でひたすら北上して二岐温泉まで走るとゆうものです。東武のスペーシアなら多分席が取れそうなのと、鬼怒川から合津若松方面は混まないことは何となく判っていたので、このルートで行くことにしました。
出発当日、早めに自宅を出て東武浅草駅で鬼怒川行きの特急に乗ろうと思いましたが、なんと!午前中に着く10:00発のスペーシアは全て満席でした。チョット焦りました。前後に発車する特急も満席でいよいよ計画倒れの危機に追い込まれましたが、奇跡的に考えていた列車より2本早いスペーシアの残り席をゲットし、出発5分前で辛うじて飛び乗る事に。車内は当然ですが家族連れや若者のグループで満員でした。帯同の家族とは2車両にバラバラに別れての着席となってしまい、何よこれ?とばかり白い目で睨まれてしまいました。
■スペーシアの車内の一コマ(私鉄では珍しいコンパートメント車両です。本当はゆったり・余裕の旅がしたかったです)
■コンパートメント車両はなかなかゴージャスな佇まいです。
スペーシアはバブルの頃に登場した車両なので、少々古くはなっていますが、コンパートメント車両はありますし、普通席のシートでも大きめの作りでフカフカなので、JRの特急の普通席より座り心地は快適です。車内サービスもまだやっていますしスナックコーナのある車両も連結しているので、昔ながらの列車の旅気分に浸れます。予定より早く飛び乗ったスペーシアは東武日光行きのため、終点の一つ手間の下今市駅でおりました。
■浅草から運んでくれたスペーシア
ここから鬼怒川線のローカル列車に乗り換えます。列車か来るまで時間が少々あいたので、その間に目についたものを幾つか撮りました。
■デビューしたてのピカピカな特急リバティーを捕らえました。実物は斬新なデザインと上品な色あいです。
■SLの機関庫!?とSL用の客車でしょうか?ターンテーブルもみえます。SLは8月から運転開始らしいです。
■スハフ14です。JR北海道から移送して来た車両ではないかと思います。
■なつかしい色の1800系。おわかれのイベント列車みたいです
東武が今後の目玉としているSL大樹は見当たりませんでしたが、ターンテーブルや専用客車を着々と準備していてかなり力が入っているのが伺えます。5/14にも始発の営業列車を運休させて本線の本格的な試運転も行うみたいなので、今後に期待したいです。
興味のある方は泊り込みで行ってきてください。
にわかの撮り鉄をしているうちに鬼怒川行きの列車がきたので乗り込みました。
温泉編に続く・・
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おわびと訂正 2017/5/10
撮影した14系客車は ×JR北海道 → JR四国から譲渡されていました。
JR北海道の方は大井側川鉄道に譲渡されたみたいです。
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