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今度の鉄道模型市で参考展示予定のC59です。蒸気サウンドをアピールするのがメインと考えていたので、以前作ったDSシールドAUTOスケッチで走行はさせないで(動輪だけフリーにする)自動運転から音だけ出す展示方法にする予定ですが、フジガヤさんがキハ58にSmileDecoder_R6nを3基搭載した(打倒カンダム-ジットストリームアタック仕様⁉)往復自動運転をするみたいですので、往復運転用のレールをお借りしてC59を走行させる自動運転ができないか検討してみました。
◆周回レール上で普通に走らせた動画です。
動画の通り、C59のAUTOスケッチのDEMO版だと往路でも1週半分は走行距離が必要みたいですので、どう考えても会場でレールを敷設できるスペースの中に収まりそうにありません。
とゆうことで、あっさりと元の鞘に収まってサウンド付きディスプレイでいこうと思います。ただ短いレールを敷いただけのショボイ展示ではC59が台無しなので、急ごしらえですが簡易的な展示台を作りました。
◆自動運転サウンド用に作った展示台に59を載せてみました
これでも目の肥えたモデラーの方からするとボーダラインギリギリで危ないクオリティーかと思いますが、短時間かつ少ない予算で制作したので、ご容赦していただきたいと思います。見るに堪えない方は目をつぶって頂いて、MP3デコーダの奏でる蒸気サウンドを耳で確認していただければと思います。
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今回は世界最安と謳うミント缶DCCコントローラについてです。MECY自身はこれを所持しておらす、たまたま知り合いのHさんがファームウェアの書き換えが上手くゆかなくて困っていたみたいなので、お借りしてファームウェアの書き換えを行いました。ついで動作の確認を兼ねて色々とミント缶について思い直してみました。
まずファームウェアの書き換えです。送られてきた時点でミント缶と共におなじみのマイコンATMAGA328が同封されていました。電源を入れてみましたが、LEDの表示はまったく出ず、たしかに持ち主にゆうとおりマイコンがダメで起動してなさそうでした。
そこでファームウェアの書き換えをどうするか思案しました。通常このようなマイコンのファームウェアの書き込みはROMライターを利用するのが一般的だと思いますが、ミント缶の書き換え手順などを見てみるなかなか感覚が掴みにくいかと思います。MECYもどーするかな〜と一瞬思いましたが、こちらのソフト書き換えの項をよく読むと「スマイルデコーダなどで手順が解ってる方は付属のものにブートローダを自分で書き込むのも問題ありません(Arduino UNOとしてブートローダを書き込みください)。ArduinoUNOとセラロック、ブレッドボードで書き込む方法や、デコーダ開発ボード+スマイルライターでブートローダの書き込みができます」と書いてあり、なるほど!いつもちょくちょくやっているデコーダのスケッチをぶち込むやり方を応用すればできそうと思いつきました。そこでもう完全にお蔵入りの「デコーダ開発ボード」を引っ張りだしました。このボードは以前スマイルデコーダのスケッチをいじりはじめた時にさんざん使いましたが、なごでんさんのMP3デコ−ダから基板と端子の構成が変わってしまっているので、現在はスケッチの開発には使えない代物です。ですが、マイコンのファームウェア書き換えのライター機としてはまた活用できるハズですので、今回はこれを使ってミント缶のファームウェアをATMAGA328に書きこむことにしました。
◆デコーダ開発ボードにATMAGA328をセットしてスマイルライタを繋ぎます
デコーダ開発ボードとスマイルライタを繋いだらスケッチの書き込み手順は以下になります。
1.Arduino IDEを起動してミント缶のスケッチを読みだします。
2.対象のボードを確認します。
3.書き込み装置を確認します。
4.ブートローダを書き込みます
5.ミント缶のスケッチを書き込みます。(ここは1回目は失敗するので2回繰り返します)
以上の流れでATMAGA328にミント缶のスケッチが書き込まれました。
ATMAGA328をミント缶に刺して起動するか確認しましたが、見事LEDが表示してくれたので、書き込みは成功してみたいです。
◆なかなかなワイルドなケースに入れられているHさんのミンド缶コントローラが復活しました。
ミント缶コントローラが復活しましたので、軽く動作確認をしてみました。動かす相手はこれも最近出し過ぎの感があるHoゲージC59です。実はC59にした理由ですが、ミント缶自体は簡易コントローラの位付けで誕生した経緯があるらしいので、FキーボタンがF0~F2までしかありません。このためサウンド搭載車両は通常Fキーの割り付けが足らず音が出せないのですが、C59はMECYスペシャルオプションでスロットルワークだけで音が出まくる仕様なので、ミント缶の動作確認には丁度よかろーと勝手に思い込んでやっております。
◆動画でミント缶DCCコントローラの操作感をご確認ください。
借り物なのに結構遊んでしまいましたが、世界最安のDCCコントローラ ミント缶、「山椒は小粒でもピリリと辛い」のことわざどおりの性能を発揮していました。走行用コントローラの他にポイントの操作やCV値の簡易書き込み機能もサポートしてこれで3100円ポッキリとは確かに世界のどこをみても比類なきコストパフォーマンスの高いDCCコントローラだと思います。
PCいらずでサクッと動かせてお安い。ミント缶DCCコントローラにファンが多いのも納得です。
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2018年4月30日(月)に毎年恒例の鉄道模型市が開催されます。楽しみにされている方もいらっしゃると思います。場所は去年と同じ浅草だそうです。
DCC電子工作連合からも多くの商品を取り揃え出展いたします。その中に地味ではありますが、HIDERONさんのドッチーモ2「正式名称:DCC/DC自動切り替えアダプタ2」も下記内容で数点御用意させて頂こうと準備を進めております。
品名 内容 価格 数量
◆DCC/DC自動切り替えアダプタ2|2個入り |¥3000円 |6セット
※会計処理の都合上、単品販売はいたしません。
数に限りがございます。
当日内容が変更になる事がございます。
スイッチサイエンスさんの販売よりお得になっておりますので、ご入用の方は是非この機会をお見逃しなく。
ご意見/サポート等はこちら:デジタル鉄道模型フォーラム(ドッチーモアダプタ2の部屋)
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最近、大小サイズのSLサウンドにドップリと漬かっていますが、サウンドを楽しむのに広いコースで豪快にSLを走らせるのが最もベストではあります。ですがウサギ小屋生活のMECYに広大なコースを持つ事などは夢のまた夢で、せいぜいレンタルコース等を拝借して走らせるのが関の山です。しかしここは視点を変え工夫次第で限られたスペースでもサウンドは楽しめるのではないか?と思っていました。そこで今回考えたのは自動運転にして、操作もおろか何も手を触れす、永遠とサウンドと動輪の動きだけを見て聞いて楽しむとゆうちょっとマニアック度が濃い楽しみ方をしてみます。
自動運転なのでDiskTopstainonの自動運転スクリプトを組んでやるのが王道だと思いますが、今回はDSシールドのスケッチの中にDSshieldAUTOとゆう自動運転制御をユーザが書き込めるエリアが用意されているスケッチが公開されているので、Wiikのチュートリアルを参考に半日程唸っておりました。
題材は以前サウンド化したHoゲージのC59です。SLサウンドはフジガヤさんが初版リリースしたベースのMP3V5向けのものに、MECYがあれこれいじりこんで、MP3の音源をスロットルワークで鳴らしまくる仕込みを入れています。これだけでも普通にDCCコントローラで動かす分にはSLサウンドを十分楽しめる感じですが、今回は一度電源をONをしたらあとは一切触らないで見ているだけで楽しめるところまでDSシールドのスケッチを作りこみます。
自動運転のモードは単純です。「発車→加速→しばらく定速→減速→しばらく停車→バックで発車→繰り返し」 までをひたすらループさせるだけです。この一連の運転パターンの中に汽笛を鳴らすタイミングを仕込んだり、お試しとして絶気運転呼ばれる状態を再現させるため停止直前でF3でドラフト音を一旦止めて、機関車が滑走しているかの様なモードも付け加えてみました。
スケッチの掛かり始めでは「な〜に20行くらいの追加で出来きちゃうんじゃないか?」と思いましたが、途中からあれこれ細かい動作の調整や、運転モードの追加などを入れいていって気が付いたら書いたコードが200行位に膨れ上がっていました.
自動運転のスケッチは以下です、長いので前進部分のみの抜粋です。後進も同じ感じです)
/*****************************************************************/
/* User Program Area */
/*****************************************************************/
void user_init(void)
{
pinMode(8, INPUT);
pinMode(11, INPUT);
pinMode(12, INPUT);
digitalWrite(8, HIGH);//内部プルアップON
digitalWrite(11, HIGH);//内部プルアップON
digitalWrite(12, HIGH);//内部プルアップON
//F0 Light ON
CMD_LocFunction(ADDR_DCC + 3, 0, 1);
//SPEED 0
CMD_LocSpeed(ADDR_DCC + 3, 0);
//POWER ON
// CMD_Power(1);
// Serial.println("Power On");
}
void user_program(void)
{
static byte sButtonState = 1;
CMD_Wait(20000);
//ボタンが押されたとき、digitalReadは0を返す。押さないときは1を返す。
if( digitalRead(8) == 0)
{
//POWER ON
CMD_Power(1);
Serial.println("Power On");
}
if( digitalRead(8) == 1)
{
Serial.println("Button 1");
sButtonState = 1;
CMD_Wait(100);
/* 前進 */
//FWD
CMD_LocDirection(ADDR_DCC + 3, 0);
CMD_Wait(2000);
//警笛
CMD_LocFunction(ADDR_DCC + 3, 11, 1);
CMD_Wait(7000);
//CMD_LocFunction(ADDR_DCC + 3, 11, 0);
//CMD_Wait(2000);
//繰り返し。車両のスピードを変える(加速)
for( int i = 0; i < 170; i++)
{
CMD_LocSpeed(ADDR_DCC + 3, i * 4 );
CMD_Wait(100);
}
//急加速
//CMD_LocSpeed(ADDR_DCC + 3, 100);
//定速時間
CMD_Wait(20000); //定速時間20秒
//警笛
CMD_LocFunction(ADDR_DCC + 3, 11, 0);
CMD_Wait(2000);
//定速時間
CMD_Wait(20000); //定速時間20秒
//繰り返し。車両のスピードを変える(減速1)
for( int i = 170; i > 32; i--)
{
CMD_LocSpeed(ADDR_DCC + 3, i * 4 );
CMD_Wait(100);
}
//絶気モード
CMD_LocFunction(ADDR_DCC + 3, 3, 1);
CMD_Wait(2000);
//繰り返し。車両のスピードを変える(減速2)
for( int i = 32; i > 0; i--)
{
CMD_LocSpeed(ADDR_DCC + 3, i * 4 );
CMD_Wait(100);
}
//停車
CMD_LocSpeed(ADDR_DCC + 3, 0);
CMD_Wait(2000);
//絶気モード解除
CMD_LocFunction(ADDR_DCC + 3, 3, 0);
CMD_Wait(2000);
CMD_Wait(40000); //停止時間40秒
/* 後進 */
//REV
CMD_LocDirection(ADDR_DCC + 3, 1);
CMD_Wait(2000);
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
後進処理も同様の繰り返し
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Wiikチュートリアルのサンプルコードは車両アドレスがMM2に対応させて書かれていましたが、ここをDCC用に置き換えてます。アドレスはデフォルト3にしています。
下記が自動運転の大まかな動きです。基本、前進/後進を交互に繰り返します。
「汽笛→発車(前進)→加速/汽笛→しばらく定速/汽笛(20秒)→減速/汽笛→→絶気→しばらく停車(40秒)
→汽笛→バックで発車→→加速/汽笛→しばらく定速/汽笛(20秒)→減速/汽笛→絶気→しばらく停車(40秒)
・・・繰り返し」
スケッチの冒頭で本当はタクトスイッチ「押す/押さない」で電源をON/OFFにする様にしたかったのですが、上手く切り替わらなかったので、母艦のArduinoのリセットボタンを押してから、直ぐに長押しで20秒位タクトスイッチを押して線路へ電源供給が入る様にしました。また自動運転を止める場合にも母艦のArduinoのリセットボタンを押すと機能が停止する形にしています。これは厳密なOFFの機能ではありません。(線路電源がONに入らないだけで、見かけ上機能は停止してますが、多分自動運転のスケッチの処理は裏で動き続けている状態です)つまり一度、自動運転を始めるとリセットかACアダプターを抜かない限り永遠に動き続ける無限ループで今時はやりのスマートな自動運転とは言い難い、車両かデコーダのどちらかが潰れるまで動き続けるアリ地獄の様なDSシールドのスケッチが出来上がりました。
少し長いですがDSシールド自動運転の動画をご覧ください。(13分弱くらいです)
◇前にも見たことのあるアングルですが、C59のサウンドは少し変えています。
スタートから止めるまで一切手を触れず、放置してお茶なんぞ飲んでましたが、最後まで止まらずに動き続けていました。
DSシールドのAUTOスケッチによる自動運転ですが、PC要らずで単体でシンプルに動かせる点が利点です。プログラムの初心者でも自動運転用に用意された指令コマンドコードを動かしたい順に素直に書いて行けば、直ぐに動かせるコードが出来ると思います。プログラム言語の構文もある程度使える様ですので、慣れている人なら結構複雑な動きも組めるかもしれません。ただデバックがやりずらいので、少し複雑な処理になると机上である程度設計してから掛からないとハマルかもしれません。
簡単なGo/Stop/Goの自動運転ですが、デモ用にnon Stopで動いてくれたので、その点は満足です。
スケッチは有志のページに貼っておきます。
mp3付はファイルサイズが大きいのでこちら
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前回はがんばってNゲージのD51をサウンド化まではしてみましたが、いつも超shortなループでグルグルと走らせてばがりなので、たまには広々としたコースで思いっきり走らせてみたい!と思っていました。そんな折、遠く海の向こうから、久々に知り合いの方が帰国されていて、丁度MECYが休みの日にフリータイムとの事でしたので、これは良いタイミング!是非日本でしかできない体験をさせてあげよう!と思い立ち、早速レンタルジオラマ屋さんにTELを入れてみました。
今回行ったレンタルジオラマ屋さんはレールガーデンさんです。「DCCで走らせたいのですが・・」と恐る恐る聞いてみましたが、コントローラの他、電源タップ、TomixのDCパワーパックからターミナル繋ぐ線材等、DCCの機材を自前で準備できて設置出来るなら走行OKとの事でしたので、荷物にはなりますがDC→DCCに付け替えるための装備一式と、Ds air、サウンド化したD51+αの車両を鞄につめこんで出かけました。
集合場所で知り合いの方と合流し昼食の後、レールガーデンさんを訪問しました。店内は思っていたよりも広々としておりジオラマ台が2面置かれていました。休日の夕方だったので「もしかしたら混んでいるかも?」と思いましたが、予想に反して小学生の親子が先客で楽しんでいるだけで空いていました。レンタルしたコースは8番線の田舎コースにしました。この田舎風のジオラマ台、中央に山脈の様な結構な高さの山がそびえていまして、コントローラー席に座ると山の反対側が隠れて見えなく様に設計されていました。線路はその1m近い高さの山の中腹付近までループで上る感じに敷いてあり、視覚的にも実感的な良いレイアウトだと思いました。ただ勾配が長くチェットきついので古い設計のSL車両にとっては空転や脱線がしやすい険しいコースでもあります。
まずはDCCの機材を設置する準備から始めました。コンセントからパワーパックまで遠ければ5m位離れているとの事だったので、長く伸ばせる電源タップを用意しました(これが結構かさばって思かったです。)これにACアダプタ繋いで、DsAirを、また用意してきたTomixのフィーダ線の雌側をジオラマの線路と中継する形でDsAirに繋ぎます。色々と自前の装備で準備をしていると、知り合いの方が不思議そうにDsAirを見つめていて「これはなに?」と聞たそうだったので”DCCで、Wifiで、スマホで”と立て続けにキーワードを連呼してしまったので、「自分の知っている頃の鉄道模型と違う!」と少し驚いていました。確かにその方が子供の頃に直流のコントローラで遊んでいた時代から比べると雲泥の差で別物に見えるのも無理はありません。そこでDCCのうんちくばかり話していては申し訳ないので、論より証拠とばかりに手持ちのスマホでDiskTopstainonのWeb版にアクセスしてもらい、D51を動かし始めました。「音もでるの⁈」とさらに感動していただきました。DiskTopstainonの操作に慣れる頃には、いい大人がスマホを握りしめながら機関車を追いかける形で堪能していました。
今回持ち込んだ車両ですがD51のテンダーの石炭部分をスピーカーに合わせて切開して、スピーカー面を開放化しています。この改良で音が通る感じになり少し音量も増したかと思います(しかしこのあと残念な結果になります)。他に9600型の蒸気機関車で動力だけDCC化した車両にプラスして以前作った事のあるフジガヤさんのSmile Decoder +アンプ基板386を客車に入れた伝説のSL音バージョンをリアルなジオラマで共演走行させました。
いい大人が現代の文明の利器、スマホを握りしめながら蒸気機関車の追いかけっこで夢中で遊ぶ様をごらんください。
◇先頭を9600型+Smile Decoder +アンプ基板386の客車が走行して、D51(Smile DecoderR6n)が追いかけてます。
◇D51(Smile DecoderR6n)の走行をピックアップしました。
◇カメラアングルが失敗。D51(Smile DecoderR6n)が立体交差へ潜ってしまってます。
DsAirから2台のスマホを使って追っかけ運転で夢中になって走らせていたので、D51を休ませず全力で連続走行させていたので、1h程経った頃にD51から音が出なくなってしまいました。※テンダー内に熱がこもりスピーカの配線が断線していました。熱の対策がまだまだ今後の課題です。代わりに、サブで持ってきていた伝説のSmile Decoder +アンプ基板386の客車SLサウンドはノントラブルでした。
知り合いの方はレンタルジオラマ屋でNゲージで遊ぶのをどう思うのか?始め心配していましたが、デジタル鉄道模型の進化に感心され、ご満悦の様子でしたのでちょっと安心しました。
鉄道模型を忘れていた大人を呼び戻す魅力を秘めたDCC、もっと多くの方にこの良さを知って頂きたいものです。
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がんばって入れてみるシリーズです。今回はD51(Nゲージ)に「SmileDecoderR6n」入れちゃおう!と言う試みです。
なぜD51に「SmileDecoderR6n」を入れようとしているのかと言いますと、フジガヤさんがSLのスケッチをがんばって圧縮して、「SmileDecoderR6n」専用⁈としてドラフト音に加え汽笛も鳴る様にして頂いたので、SLサウンドブームの火付け役のMECYもこの頑張りに応えるべく、Nゲージでも「SmileDecoderR6n」でSLサウンドが実現できたら楽しいだろなーと思いやってみました。
SL本体に入れられるSoundDecoderは外国製のかなり小型な物じゃないと無理!と相場が決まっていたと思います。ですが我がDCC電子工作連合のなごでんさんの「SmileDecoderR6n」ならNゲージのSLのテンダーにもがんばれば入るぞ!というところを示してみたいと思います。
まず素材ですが、KATOの旧製品のD51にしました。これも現在となっては化石の様なModelで、今でも中古で入手できるのか?微妙ですが、古いKATOのSLはスケールが厳密な1/150ではなく、若干オーバースケールなのでDecoderを入れるには好都合である事と、構造もシンプルなので分解や加工がしやす点も有利だと考えたからです。
■相当昔のKATOのD51です。最新Modelに比べると精密度は微塵もありませんが切った貼ったをするにはもってこいです。
古〜いD51、オーバースケールとはいえテンダーの中に「SmileDecoderR6n」入れるとなるとそのままではどうしても長さがネックになります。測ってみましたがテンダー内側の長さは42mmくらいで、「SmileDecoderR6n」の長さは44mmでした。このままではどう考えても入らないので、スマイルコネクタの電極を切り詰めて、「SmileDecoderR6n」の長さを40mmまで収めることにしました。
■スマイルコネクターの電極を少し切りました。ここまで切り詰めてもスケッチの書き込みは辛うじて可能でした
他はテンダーのウェイトを外して薄型のスピーカーと「SmileDecoderR6n」を収納するスペースを確保しました。ウェイトを外してしまうとテンダーが軽くなってしまうため集電不良を起こしやすくなりますが、ここはやむを得ないと思います。
■テンダーにはデコーダとスピーカ満載の状態
■テンダーにフタをして見た目はスッキリと収まりました
音量はCV50で1〜8まで設定できますが今回、設定値を4にして抑えてあります。アンプのパワーが強すぎて、小さいスピーカではフルに設定すると発熱すごく焼けてしまい最悪スピーカが壊れてしまうためです。
■動画を撮ってみました。
スピーカ保護のため音量を抑えているのと、テンダ内が密閉しているため「SmileDecoderR6n」本来のパンチのある音からは程い残念な感じですが、ドラフト音と汽笛(3種類)は鳴りました。
サイズと音量はトレードオフなので、Nゲージの小さな車体にサウンドデコーダとスピーカをスッキリと収めて、音もそこそこ出すとなるとかなりハードルが高くまだまだ工夫が必要なのかもしれません。また最新ModelのD51のテンダーに入れるのはサイズ面で相当難しいのかな〜?と思います。
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