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寄り道好きのひとりごと
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ワンコインデコーダ for KATO Loco搭載の機関車をグランシャリオさんで爆走させてきた

JUGEMテーマ:鉄道模型

 紅葉深まるこの連休に京都に行くことにしたので、HIDERONさんと久々にグランシャリオさんにお邪魔をしてNuckyさんが開発中の「ワンコインデコーダ for KATO Loco」試作版を搭載したED73,ED75,DE10他で色々と負荷をかけた走行テストをしてきました。

 グランシャリオさんのコースは1週25m程ありますが、途中に機関車1両で10両編成がギリギリ引っ張れるかどうかの結構急な勾配があって速度も落ちて来ますし、走行中は負荷が結構掛かっている感じです。デコーダ動作の安定性を診るのには丁度良いコースだと思います。今回持ち込んだ機関車はED73、75が4軸とED10が5軸で他にEF15が6軸駆動です。1両だけでは勾配で空転して進まない時があるのでED73、ED75とED10、EF15のペアで重連を組んで2時間程走行させてみました。デコーダ、車両とも動作に問題は全く生じませんでした。安定性抜群のワンコインデコーダがベースなので当然の結果なのかもしれません。

 最後に有りっ丈の客車を全て繋ぎあわせ24両くらいのおばけ列車に仕立てて走行させてみました。急な勾配に結構な重さの編成でしたが、DCCなので重連走行の協調制御や調整もやり易く、双方の機関車のパワーが均等に掛かるので、ぐいぐいと力強く走っていました。

 

 

 

ワンコインデコーダ for KATO Loco(試作版)をDE10に載せてみる

JUGEMテーマ:鉄道模型

 ワンコインデコーダの新機軸「ワンコインデコーダ for KATO Loco」の試作基板をNukcy様からご提供いただいたので、手持ちのLocoに載せてみます。今までは電気機関車でしたので、第3回目は少し趣向を変えてディーゼル機関車DE10(品番7011-2)に搭載してみました。

 

 ◇DE10 バッタ屋みたいなところで買いましたが中古品ではなく多分新品です。

 

 例の如く構造を知るため一旦バラします。DE10はバリエション沢山ありますが、基本的には中身の構造はどれも同じだと思います。

 

 ◇デッキや手すりなど柔らかい素材なので、潰さない様に優しく分解しました

 

 ◇ライト基板を見てみます、LEDのレイアウトや基板の長さは「ワンコインデコーダ for KATO Loco」と近い感じです

 

 ◇デコータとの比較。長さ、LED位置関係はほぼ似た感じです

 

 ライト基板を外して、おや?と思いました。モータの位置がいつも見慣れた感じではなく。90度回転した位置になっていました。DE10は凸型なのでエンジン回りの幅が細いため、モータも90度回転させてギリギリの幅に収めたのだと思います。コアレスモータを使った方が設計しやすかったんじゃないかと思いますが、コストを考慮して通常モーターを苦肉の策で入れ込んでいる感じです。それでも収まっているので、KATOの車両の設計力は凄いと思います。ただDCC化するとなると、細いダイキャストフレームに90度回転したモーターのターミナルが幅ギリギリに周り込んできていて接触しやすそうなので、絶縁処理をいつもより念入りやらないといけない感じです。

 

 ◇ライト基板を外したところ

 

 ◇横から見てみたところ。

 

 ◇反対側。こちらも微妙に接触します。

 

 あとフレームに載せる前にフレームやボデーへはめ込む部分で障害になった所が出てきたので「ワンコインデコーダ for KATO Loco」の基板外形の下記部分に手を加える必要がありました。

 ・基板中央部の幅を9.1mm→8.9mmに細らせました。

 ・基板ガイドの抜き部分を広げました。

 

 ◇カッター等で削って基板外形の微調整をしました

 

 基板の微調整の後ダイキャトフレームにはめ込みました、基板の厚みがあるので、4点ホルダ兼、集電部分は少し先端を下げて、基板の厚みを緩和しました。

 

 ◇基板を装着するところ

 

 ◇基板が無事装着できました。

 

 基板を装着する上で注意する点は完全な絶縁処理です。基板底面へのカプトンテープ等のガードは当然ですが、今回はモータ端子に繋げる銅板も表側はカプトンテープを貼っておきました。この部分はダイキャストフレームに触れてきますが、このテープがガードとなり絶縁になります。

 

 ◇上面から

 

 フレームにデコーダと搭載した状態でショートなど異常がないか動作確認をしました。

 

 ◇この時点ではライト、動力とも異常がないことを確認しておきます

 

 次にボデーの加工です。DE10はキャブー部分が丁度デコーダの凸部分にくるので、背の高い部品が当たりますので、当たり具合を見ながら、リュータ等で少しボデーの裏側を掘ります。やりすぎると穴が開いてしまいますので慎重に行いました。

 

 ◇デコーダの部品があたるボデー裏側青色の範囲を削りました。

 

 ◇部品の逃げ加工が上手くいけば綺麗のボデーは被せます

 

 ◇ボデー、バーツを取り付けて完成です

 

 最後にこれまで「ワンコインデコーダ for KATO Loco」(試作版)の第一号がED73第二号をED75で誕生させてきました。今回ED10もそこそこ上手くいったので、まとめて走行テストと動画を撮ってみました。「ワンコインデコーダ for KATO Loco」(試作版)が載ったKATO製の機関車の走りぷりをご欄ください。

 

 

 今回は凸型形状のディーゼル機関車でしたので、ボデーが細身でスペース的にどうかな〜?と思いましたが、思っていたほど窮屈ではありませんでした。車両個別に多少の加工は必要になりますが「ワンコインデコーダ for KATO Loco」汎用性の高さはまずまずだと思います。

 

 

ワンコインデコーダ for KATO Loco(試作版)をED75に載せてみる

JUGEMテーマ:鉄道

 ワンコインデコーダの新機軸「ワンコインデコーダ for KATO Loco」の試作基板をNukcy様からご提供いただいたので、手持ちのLocoに載せてみます。第2回目はメジャーな電機機関車ED75 1000番台(品番3075-1)です。

 

 ◇某店ジャンクコーナに埋もれていたので掘り出してきました。

 

 ◇ボデーを外して、基板を入れるフレーム周りをみてみます。

 

 LEDのライト基板をよく見ると前回取り付けたED73より向かって左側だけLEDの位置が中に寄っている感じです。車体の外観や大きさなどは似たような感じですが、ライト基板は車種により微妙に違っているみたいです。

 

 ◇比較してみました。ワンコインデコーダ for KATO Locoはもう出来上がっていてソフト書込み端子はカットしています。

 

 片側のライト周りは結構厳しいかも?と思いつつデコーダを仮付けしてみます。と・・デコーダがハマらない。なんとダイキャストフレームの基板ガイトの一部が狭くなっていて、基板の幅がギリギリ同じか若干オーバサイズになっていて、デコーダが沈み込めない状態です。

 

 ◇赤枠部分の当たりがきつく、基板サイズがあっていない状態ではめ込みができませんでした

 

 ガイド部分を実寸してみましたが9.1mm位でそれに対する基板の幅は9.4~9.3mm位でした。微妙な差ですが0.2mmでハマらないのは悔しいので、当っている基板の両サイドを削りました。ただ雑に削ると配線パターンが近くに通っているので、削り込みすぎない様に慎重に削っていきました。チビチビ削りながら、ガイド内に収まる幅に痩せさせて、ようやく4点ある基板ホルダに差し込める状態までもってゆきました。

 

 ◇外側に通っている配線ギリギリまで削りました

 

 次の難関、基板の厚みと4点ホルダの関係ですが、このED73のフレームはあまりこの部分はきつい作りではなさそうでした。ここで裏技?ではありませんが、(あまりお勧めではありません)ダイキャストのサンドイッチ状態を固定し、絶縁を確実にするための黒いサポータの様なものがありますが、これが基板の高さを0.2mm程度かさ上げしていることを発見してしまったので、これをとってみることにしました。

 

 ◇黒い枠の様なものが絶縁サポータです。基板がキツキツなのでこれがなくてもショートなどの問題は大丈夫そうでした。

 

 ◇絶縁サポータを取り去ってそのままスッポリと4点ホルダにはまりました。通電も問題ありません。

 

 ED73ではあれ程苦労した基板の厚み問題ですが、このED75に関しては拍子抜けするくらい簡単に突破できました。

 

 ◇フレームにデコーダを載せただけですが動作確認の動画です

 

 絶縁サポータが無くても、ショートなど動作に影響はなさそなので、デコーダの搭載はこれでいくことにしました。

 次はボデー編です。ED73でも散々苦労してますが、このED75も例外ではありませんでした。まずは何も加工していな状態でボデーを被せてみました。

 

 ◇案の定ボデーは浮きます。1.5mm位浮いてそうです

 

 ◇例のごとくボデーとデコーダのアタリ具合をみてみました

 

 写真でみると青枠は削除する必要がある部分です。黄色枠は温存しましたが、ダイオードが微妙に当たっていたので裏からリュータで削り肉厚を薄くしています。(切り取った方が手っ取り速いです)緑部分は懸念していたLEDライトの位置で、透明のプリズムパーツにLEDが当たって押し上がっています、プリズムパーツを短く切っても良いですが、このままでもボデーは収まりそうだったので今回は手付かずにしました。

 

 ◇ボデー加工後の状態

 

 ◇ ボデー裏面でオレンジ枠の部分は部品が当たるのでリュータで削りました。

 

 片側だけLEDの位置がオリジナルのライト基板と合わず大幅にズレた状態で強引に搭載まで持ってゆきましたが、この様な加工でなんとか結果オーライとなり、ボデーを綺麗に被せることが出来ました。

 

 ◇ボデーが綺麗に収まった状態で動かしてみました。

 KATOは車種によりライト基板とフレーム形状が微妙に作り分けわれているので、デコーダ搭載の可否は実際にふたを開けてみないと分らない事があります。あんまりユーザフレンドリーじゃないですね。

 

 

ワンコインデコーダ for KATO Loco(試作版)をED73に載せてみる

JUGEMテーマ:鉄道模型

 ワンコインデコーダの新機軸ワンコインデコーダ for KATO Locoの試作基板をNukcy様からご提供いただいたので、手持ちのLocoに載せてみます。1発目は昔の国鉄時代のマイナーな電機機関車ED73(品番3012)です。

 

 ◇某店ジャンクコーナから発掘した車両ですが状態は良好でした。

 

 「ワンコインデコーダ for KATO Loco」のパーツは「ワンコインデコーダ4.2」とほぼ共通で組めますが、LEDと制限抵抗1KΩのチップ抵抗は別途必要です。

 

 ◇ワンコインデコーダ for KATO Locoの生基板はこんな感じです

 

 ◇まずはマイコンPIC12F1822からハンダ付けします

 

 ◇スマイラーさんのCOMBO-P(なぜか青い)のスリム側のコネクターに差し込みます

 

 書き込みツールのPICKIT2を起動させ、ワンコインデコーダの最新版のソフト Ver0.93betaをダウンロードして書き込みます。

 

 ◇スマイラーさんのCOMBO-PはPICKIT2と書込み機能は同じで使い易いです。

 

 マイコンのソフト書き込みが出来たらパーツをハンダ付けしてゆきます。小さいパーツから付けるのがセオリーですがMECYは込み入った部品にハンダゴテが干渉しない、方向や位置をみて付け易すそうなすぐ隣の位置に配置されるパーツから付けていったりしてます。

 2個目に付けたパーツはコンデンサーです。3216が推奨サイズで付けやすいのですが、デコーダ完成時の高さを抑えたかったので、一回り小さいサイズの2012を使いました。

 

 ◇基板上のC2に2012の10μFのチップコンデンサを付けました。小さいので位置決めに気を使いますが慣れればサクットできます

 

 ◇レギュレータ、DB6231F−E2のモータドライバの順に大物をさばいていきます

 

 ◇他、ダーオード、抵抗、LEDなどは気分で付けていきました。この時点で部品の取付けは完了です。

 

 最後にモータのターミナルとデコーダのモータ用ターミナルをコンタクトさせるための銅板をハンダ付けします。オリジナルのLED基板に付いているターミナルの銅板でも付けられる様に基板側も考慮されていますが、MECYは細目の銅板(元は集電用の銅板バネ)を1〜1.2mmの長さに切り分けてハンダで固定しました。

 

 ◇車両側のモータのターミナルとのコンタクト用に適当に銅板をハンダ付けしました

 ◇銅板をモータターミナルに接触できる様に曲げておきす。底面をカットンテープで絶縁しておきます。

 

 ハンダ付けが完了した時点でテスト用のモータを繋げて正常に回転するどうかとか。LEDがFキーでコントロールできるかとか。軽くデコーダの動作確認はしておきました。ただこの時点でデコーダ完成!と喜んでいてはいけません。このお試し企画の最大の難所、車両への搭載が控えています。

 

 難所とっても、基板形状はtknobさんがすでに完成度の高い原型デザインを元に、Nuckyさんが要所をリファインしていただいているとのことなので、KATOの比較的最近販売されている機関車系のダイキャストフレームには大方取り付けられそうです。(調査中ですが一部例外はあります)

 

 ◇まずED73のボデーを外してライト基板のハマリ具合を確認します

 

 ◇ボデー裏側をみてます。デコーダの凸部分を吸収できそうな余裕はあまりなさそうです

 

 まずワンコインデコーダ for KATO Locoデコーダを車体のフレームはいるかハメ合わせ具合をみました。ED73のダイキャストはLED基板をはめ込み固定するためのツメが4か所ありますが、ただ基板の厚みが0.6mm未満かもしくはもう少し薄い基板でないと入らないのではないか思うぐらいきつく、試作の基板厚(0.6〜0.7mm位?)そのままではフレームへセットは難しそうでした。仕方がないいので、ツメにあたる部分を少しだけ下面方向へし曲げて装着時に基板面が沈み込様な感じにして、基板の厚み分をなんとかごまかしてハメられる様に少しに工夫しました。ただこの手はあまりお勧めしません。やりすぎると基板にダメージを与えるリスクがありますし、RAIL側の給電ラインを兼ねているので、接触不良のリスクもあります。

 ※基板のはめ込みがきつい状態で無理にはめ込もうとすると基板がたわんで、ハンダ外れを起こすリスクがあります。MECYはハンダ外れを誘発してしまいリカバリーで何回もハンダゴテを握り直しました。

 

 ◇基板厚の状況と危ういツメの加工(赤い丸部分)

 

 初物なので色々とやってみないと分らない事や不都合な部分もありましたが、取り合えず車体フレームへ「ワンコインデコーダ for KATO Loco」を取り付けることはできました。

 

 ◇「ワンコインデコーダ for KATO Loco」をフレームへ装着した状態

 

 ◇横から見た状態、マイコン等、背の高い部品の凸が目立ちます

 

 この状態で一旦ボデーを被せてみます。案の定綺、麗にハマらず1mmほど浮いた状態になります。恐らくデコーダの凸物がボデーの梁のどこかに当たっている感じです。

 

 ◇ボデーの加工は何もせずに被せた状態。1mm弱浮きます

 

 

 ボデーの屋根を外して、デコーダとボデーが干渉する箇所を確認します。

 

 ◇青の枠部分を取り去ればスッキリ収まりそうな予感

 

 ◇干渉している部分を切り取ってみました。今度はスッキリと収まりそうです

 

 ◇綺麗にボデーが被りスッキリと収まりました

 

 初物、チャレンジャーなのでそれなりに苦労はしましたが、なんとかED73は「ワンコインデコーダ for KATO Loco」試作版でDCC化できることが分かりました。課題は基板の厚みですが、Nuckyさんがもう少し薄くする(0.5mmが目標?)検討を進めているとのことなのでこの課題がクリアしたら、ますますDCCを志すNゲージャーの夢が広がりそうな予感がします。

 

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