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DsAir2のUSBスロットルですが試作版ではボタンが6個装備されています。そのままだとFキ−に割り当てるられるのが4個までとなっていて(量産版はボタンが3個増設されるそうです)、SL等のサウンド車両を楽しむ場合、F0〜F3までしか割り当てられず少々物足りかなぁと思っていました。Fキーは好みの番号に対応させてスケッチを作り分ければいいのですが、その都度書き換えが必要になるので面倒です。色々考えた挙句、既存のボタン数の範囲でボタンの押し方を工夫すればある程度はFキーの割り当てを可変にできそうなので、以前作った電源SW機能の割り付けで試したボタン同時押し作戦を発展させた形でオリジナルの「UniversalJoyKey」のスケッチから改良してみました。
Fキ−を割り付けるのはボタン"0〜3"になります。そこから4ファンクション単位で割り付け範囲をシフトさせたいので、主キーをSTOPボタンの"□" としてそれを基点にして同時に押すために組合わせるボタンを"0〜3"に見立てて、これらを双方同時に押した瞬間に切り替わる感じにしてみました。
組み合わせの総数は"□"ボタン"と"0、1,2,3"の各ボタンの同時押しで16ファンクションまでは割り付け可能になりました。
ただ、前に実装した電源SWのON/OFFの様な単純な同時押しだけの処理のままだと、同時押しをする片側のボタン”0〜3”に割り付けたFキーが誤反応して興ざめしそうなので、取り合えず同時押した時はフラグを都度立ててフラグ状態管理チックな処理にして少しでも同時押しの誤反応を少なくする様に工夫してみました。
◇Fキー可変機能付きスロットルのテスト動画
片手でスロットルを持ちながら指先だけで二つのボタンを同時押しするのはかなり難しい芸当だということが、実際に操作してみてよくわかりました。ボタンを同時に押す時にボタンの配置が対向した場所にある場合はわりと押し易いのですが、隣同士(特に□ボタンとF0ボタンは厳しい)に配置されている場合は同時押しはかなり難しいです。指がつりかけそうになりながら同時押しに失敗して不用意なサウンドが鳴なったりしました。
次期量産版のUSBスロットルはボタンも少し増えてくると思うので、今よりもっと押しやすいボタン配置に割り付けが出来る様になると思います。
取り合えずの実験用nora版スケッチとして貼っておきます。
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2019.3.19 追記
自分でソフトを組んでおきながら、挙げた動画ではファンクション割り当ての切り替え操作が間違っていました。同時に押してしまうのはダメな方法で、そのためFキーも誤反応していました。
想定する操作方法としては”□”ボタンを先に押しながら、"0、1,2,3"ボタンのどれかを2〜3秒長押しするとArduino Pro Microがピコピコと点滅して、選択したファンクショングループの先にボタンの割り付けが切り替わります。Fキーの誤反応もおきません。但し、押すボタンの場所によっては片手持ちの指先操作では難しいと思うので、両手の指で押す様にすると吉です。
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方々から熱望されているらしいDsAir2に連動するUSBハンディースロットルの試作品をYaasanから託されましたので、制作とお試しをしてみました。
内容物は細長い基板と、小さなArduino Pro Micro、ロータリエンコーダ、ボタン等です。その他、スマホと接続して使う際に必要になるUSBのメス口とUSB Type-C/USB microの変換ケーブルも付属品として付けていただけます。Yaasanからは事前にスマホの口は何になりますか?と聞かれてました。手持ちの古いAndroidは持ってはいたのですが、よく調べもせずうっかりUSB Type-Cと言ってしまって、実際は手持ちのスマホの口はUSB microで合いませんでした。急いでヨドバシに走って、USB micro→USBのメス口に変換するケーブルを買うハメになりました。USB Type-C/USB microサイズが見たりよったりで一見すると見間違うので、USBスロットルご興味がある方はお気を付けください。後からわかったことなのですが、ヨドバシに買いに走ったケーブルも結果的には無駄足になりました。
◇USBハンディースロットルのキット
組み立てはハンダ付けになりますが簡単です。部品も付け違いはまず起こらないと思います。30分位で組み上がると思います。
◇基板の穴に部品がぴったりと合う様になっているのでまず組間違いはないと思います。
◇30分で完成です。
Arduino Pro Microがスロットルのキーパーツです。コネクター部分はいわくつきのUSB microなので、スロットル用のスケッチを書き込む時にPCと接続する必要があると思うのでUSB micro→USBの変換ケーブルはあらかじめ用意が必要になります。
◇ポータブルバッテリの付属品のUSB micro→USBがあればスケッチ書込み時の代用になります
ボタンは6個あります。上段の左ボタンが方向転換、右ボタンは緊急停止です。残り中段、下段のボタンがF1〜F4に割り付けられています。ボタンがどんどん増えてスロットルが大きくなって逆に使いずらくなると思いますが、こうなると手元からでも操作できる電源SWのボタンも追加して欲しくはなります。
◇左がヨドバシ買ったUSB microの変換ケーブル/右がUSB Type-Cの変換ケーブル ターミナルの大きさが近いので間違い易いです
USBスロットルのスケッチも書き込んで、いざ完成といったところだったのですが、わざわざヨドバシで買い直したUSB microのメス口変換ケーブル中継して手持ちのスマホに接続してみたのですが、うんともすんとも言わない状態でした。どうも手持ちのスマホが超古いのが原因なのか、はたまた製造メーカが国産の京〇ラ製なので、androidのOS4.4がサポートしてるハズのUSB host機能を殺しているか、もしくはOSにこの機能を実装してなさそうな感じです。どうも国産の古めのスマホは中途半端な仕様です。結局外部の機材は受け付けない仕様のスマホだったようです。ああ残念!という事で移動自由なハンディスロットルのお試しを諦めかけましたが、別に接続の口はUSBなんだからスマホじゃなくてもいいじゃん!と思い、今時のポータブルとは言い難大きさになりますが、WindowsのタブレットPCがあったのでそちらにUSBで接続させて無事、USBスロットルが動くことが確認できました。Dsair2 FlashAirがベースのWifi接続なので機種を選ばず、機転が利くのですごくいいですね!
ということでスマホ接続ではないですが、取り合えずUSBハンディースロットルは動く様になったので、操作時の動画です。
スロットルの意義はデリケートで繊細な車両の動きを事由に操作できる点がキモだと思うので、久々にHoのC59を引っ張りだして、SL特有の走り出しの操作感がどうなのか試してみました。
USBハンディースロットル その1
USBハンディースロットル その2
USBスロットル操作感はまずまずでいいと思います。ただあまり早い操作にはついてゆけなくなる特があるので、ゆっくり目で操作する使い方が良いみたいです。
MECY個人としては、スマホやタブレットの画面操作の方が多機能だし、手持ちの古い端末もコントローラとして活用できるので経済的だと思っていましたが、USBスロットルの繊細な操作でしばらく遊んでいると、子供の頃のラジコンカーブームでプロポからウイ〜ウイ〜と操作していた頃を思い出しました。
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